gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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露メディア:中国が露戦闘機Su-30のコピーに成功_中国網_日本語

ロシアのウェブサイトは少し前の情報として、瀋陽航空機工業の工場敷地内で、中国海軍航空部隊の伝統的塗装を施したSu-27UBK(J-11BS)のコピー戦闘機が確認されたと報じた。西側メディアと「漢和亜洲防務」も、海軍航空部隊専用に開発されたJ-11BSとの見方を示している。だがある消息筋は「漢和」に同機は外部の推測する海軍航空部隊版J-11BSではなく、ロシアから輸入した初のSu-30MK2をベースに模造した中国版Su-30MK2だと明かした。
ロシアのウェブサイトはこの消息筋の話として、中国側はロシア製多用途戦闘爆撃機Su-30MK2の性能に非常に満足し、瀋陽航空機工業に同機の模造を指示した。この際、国産対艦巡航ミサイルを搭載するよう特に強調したという。当然ながら、中国の模造したSu-30MK2の機体とJ-11は非常に似ている。
同サイトは、中国はすでにSu-30MK2の模造に成功したため、これまでに少数輸入した同機の購入を打ち切ると指摘している。軍が発注した第1陣の24機のJ-16戦闘機はすでに生産中。中国海軍航空部隊は2010年初めから、J-10A軽戦闘機の配備も進めている。こうした新型戦闘機によって、中国海軍航空部隊の装備レベルは著しく向上している。

http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2011-12/06/content_24085324.htm

Su-30MK2と言うのは、中国向けフランカーG(Su-30MKK)のバージョンアップ版で、精密誘導兵器の運用能力強化して、海軍向けに超音速対艦ミサイルの運用能力が持たされているらしい。
大元のフランカーGは、ぶっちゃけ言えば、Su-27(殲11)の複座攻撃型と言うべき機体であり、アメリカ軍で言えばF15(Su-27)に対するF15E(Su-30MKK)の関係にあたる機体なので、Su-27(殲11)の自力製造が出来れば、あとはアビオニクス類のコピーで類似機種であるSu-30MK2(殲16)が建造できるのだろう。
…しかし、不思議なのは、みのレベルの改造ですら、お手本をロシアに見せてもらわないと出来ない中国が、いきなりロシアでも開発中のステルス戦闘機を建造し、試験飛行にまで漕ぎ着けられたのか。
やはり、殲20がステルス機というのは、フカシなのか、それとも「殲20から本気出す」なのか。