gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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asahi.com(朝日新聞社):戦力縮小、兵器削減案公表へ=F35や無人機も見直し―米国防総省 - 国際

【ワシントン時事】オバマ米大統領が一般教書演説で、戦争終結を進め、米国経済再生に資源を投入する決意を改めて表明したことを受け、パネッタ国防長官は26日にも、戦力縮小や兵器削減の具体案を表明する。
計画では2013〜17会計年度の5年間で2600億ドル(約20兆円)を、10年間では計4870億ドル(約38兆円)の支出を削減する。
ロイター通信によると、空軍の偵察活動の中心的な役割を果たしてきたノースロップ・グラマン社の無人機「グローバルホーク」の調達を停止。一方で、海軍とグラマン社が開発中の大型海上広域監視無人機「BAMS」は開発を継続する。
「BAMS」は対イランのホルムズ海峡監視や中国海軍の動向偵察の重要性が認められたもようだ。
米軍とロッキード・マーチン社などが開発を進める次期主力戦闘機F35については、開発と調達を同時に進めてきたが、開発を優先させる。5年で179機分の調達を先送りし、200億ドル以上の経費が節減できるという。
また、欧州に展開する8万人の米兵のうち、陸軍の2個戦闘旅団(計7000人)を撤退させる。
時事通信社

http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201201250103.html

タイトルを見て、F35の無人機化計画が潰れたのかと焦ったわ。
単に、グローバルホークの調達中止かよ…。
F35に関しても、調達と開発の平行を止めて開発重視にしただけで、少なくとも日本にはあまり影響が無い。
強いて言うなら、調達が遅れる事により、米国の空軍力刷新が遅れる事だが、ステルス性能を除けば現行機に対するアドバンテージは殆ど無いF35なので、少なくとも中露相手に戦力劣勢が生まれるような事もないし。
…問題は、この程度の削減で、アメリカの軍事費圧縮が達成できるか、激しく疑問な辺り。