gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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インドのタタ自動車、燃費100キロの試作車 :日本経済新聞

【ムンバイ=共同】インドの自動車大手、タタ自動車は6日、燃料1リットル当たり最大100キロの走行が可能となる電気自動車「タタ・メガピクセル」の試作車を発表した。実用化されれば、世界最安車とされる小型乗用車「ナノ」に続き、同社の車が再び大きな話題を集めそうだ。
6日開幕したジュネーブ国際自動車ショーで公開。PTI通信によると、ラタン・タタ会長は、実用化まで「最低3年は必要だ」と話した。
同社によると、「タタ・メガピクセル」は4人乗り。リチウムイオン電池ガソリンエンジンを併用することで燃費の向上を図った。
タタ自動車は、昨年のジュネーブ国際自動車ショーでも電気自動車の試作車を展示した。今回の試作車は、その改良版との位置付けとみられる。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E2E5E2E2E78DE2E5E2E1E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

満充電のバッテリー+燃料1リットルというオチは無いよね?
エンジンは完全に発電用で、モーター駆動らしい。
船舶で言うディーゼル・エレクトリック方式、車で言うとシリーズハイブリッド方式と言うもので、技術的には最もシンプルで、エンジンの最も効率のよい回転数で発電できるから、効率もよいのだが、車の加減速は平均化できるような単純なものではない為、バッテリーが十分大容量じゃないと発電が追いつかずに立ち往生してしまう可能性があるんだとか。(例えば、街の中で信号機で止まりながら走るのと、高速道路で最高速度を出しているのとでは、後者の方が圧倒的に電力を使う。ガソリン車と違って高速になれば燃費が向上するなんて事はHV車には無いのだ)
また、モーター出力はエンジン動力に比べるとかなり劣り、十分な出力を得ようと思うと、モーターは大型化し、当然消費電力も比例して大きくなる為、大容量バッテリーが必須になり…とまあ、全体的にシステムが大きくなってしまうのが問題だとか。
なので、日本が生産するハイブリッドカーの多くは、エンジンとモーターを動力として併用するパラレル方式とスプリット方式が使われている。
写真を見る限り、「タタ・メガピクセル」はかなり小型なんだけど、その辺はどうやって解決しているんだろうか。