gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

[教えて大前先生]時給50ドル 日本の単純作業労賃:プレジデントオンライン

99.7ドルの自転車を段ボール箱に入れて日本に持って帰ってきたら、組立代に8000円とられた。アメリカでは10ドル(1300円)である。しかし組み立ててしまって持ち帰るわけにいかないので、この方程式では日本に上陸させればそれで2万円を超えてしまう。一時間半の組立労賃が8000円というのは、時給50ドル近い。アルバイトや出かせぎ労働者の豊富な国では、こうした単純作業の労賃は日本の五分の一以下である。閉鎖社会日本の縮図が一台の自転車に凝縮されているのである。

http://president.jp/articles/-/6807

バカ発見器はツイッターだけかと思ったら、プレジデントの記者とデスクも同レベルだった罠。
むしろ、こんな文章を書いて金を貰える日本のマスコミの低質さを憂うべき。
以前、日本の生産性が諸外国に比べて著しく低い理由を聞いて目から鱗だったのは、「生産性を高くするためには、無駄(サービス)を徹底的に排除する事が必要で、ドイツではマーケットは土日休みで9時5時営業である」と聞いたとき。
つまり、生産性の高い(効率のよい)時間帯にしか仕事をしないので、生産性が高いし休みも取れる。一方で利便性は圧倒的に下がるのが「海外の高い生産性」の仕組みなのである。
同様に、徹底的な分業によってスペシャリストが不要なのも特徴。
日本で、自転車組み立てに資格を求めるのも、見えない(安全性と言う)コストを支払った結果なのだが、こーいうアホは知らないし、知っても理解できない。
こんなのが「大先生」と呼ばれる日本は本当に大丈夫か?