gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ぶく速 「ちょっとSFに手を出してみたいんだけど、何がおすすめ?」 って聞かれたら何をすすめる?

読書暦が少ないネット民なら「南極点のピアピア動画」、ライトノベルが主食の読者なら「ふわふわの泉」、も少し新書寄りの人なら「太陽の簒奪者」とか。
古典やガチSFは、SF的な感性との親和性を確認をしてからでも遅くないと思うの。
その意味で、人間を基盤に置いた「優しいSF」(”易しい”ではない)を書く、のじりん著作は比較的読者を選ばない懐の広さがあって、適度にネット知名度があるのも、若い人に勧めやすいと思う…気がする…ような(自信無し)
山本弘作品も近い雰囲気はあるんだけど、やや風刺と言うか皮肉の毒が強めなので、SF入門としてはお勧めしづらい。
SFとの親和性が確認できたら、迷わずフェブラリー辺りから読ませるんだけど。
小川一水は、導きの星とか第六大陸がイイんだけど、実はあちこちにこっそりNTR臭がある点が気になったり。
なお一般に知名度がある冲方丁氏のシュピーゲルシリーズとか、マルドゥック・スクランブル系は、個人的に「SFとは少し違う」と思うので、「SFとして」は勧めない。
…面白いし、シュピーゲルシリーズは続きを物凄く待ってるんだけど。