gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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違法ダウンロード4割減るも音楽配信の売上回復せず【ACCS調査】RIAJ : Gラボ

Winny」「Share」などP2P技術を利用したファイル共有ソフトの利用者は2013年3月時点で前年から3―4割減少した。コンピュータソフトウェア著作権協会ACCS)が調査結果をまとめた。違法ダウンロード刑事罰化を含む改正著作権法の施行後大きく減少している。しかし日本レコード協会RIAJ)が集計したインターネット音楽配信の売上高は減少を続けている(グラフ参照)。
2013年1月18、19日に主要ファイル共有ソフトのネットワーク上に流通している情報を自動取得し、分析した。まずWinnyのネットワークに接続している端末は1日当たり約2万台で前年3月の調査と比べ41%減少した。さらにShareへの接続は同36%減の約5万9000台、PerfectDarkへの接続は同31%減の約3万4000台だった。
ACCSによると、これらのネットワークで流通するファイルの4―6割が無許諾で送信された著作物。
各ネットワークの接続台数が減少した理由については、著作権団体などが加盟する「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」が実施してきたメールによる注意喚起活動や、刑事摘発の実施が効果を上げたと、ACCSは分析する。
また接続台数については、別途1週間単位で継続して推移を把握しているが、2012年10月の改正著作権法の施行に合わせて大きく減少しているという。
一方、RIAJがまとめた2012年のネット音楽配信売上高は542億9800万円で、前年比25%減となり、ピークの2009年から6割減。市場縮小の要因としては違法ダウンロードが挙がっている。これは「アップローダー」(関連記事)などファイル共有ソフト以外の手段が普及しているためか、別の要因があるのか、今後の推移が注目される。

http://bizmash.jp/articles/41101.html

そんなことは、カスラックやらレコード会社以外の大抵の人は理解していた現実だろう。
ファイル共有ソフトの利用者は規制強化に伴い年々減少を続けており、日本全体で13万ノード前後しかおらず、日本国民の人数である一億二千万人に比べれば、1000分の1弱でしかない。
最盛期のWinnyですら、150万ノード程度でしかなく、消費者数で言うならば、最大でも全体の1%強といったマイノリティが、市場全体に影響力を持つはずが無い。
深刻な影響があると言うなら、消費者の99%を無視し、馬鹿にしているというべき。
結局、この期に及んでも「ユーザーを省みない」カスラックを始めとする権利者の態度が、ユーザーに忌避される最大の理由だと気がついていないという事なのだと思う。
閑話休題
限りなくどうでも良い話だが、こないだ駅で電車を待っている間、でっかいTV看板でAKBのPVらしき動画を流していたのを見た。
もう何年もTVは見てないし、芸能界にビタイチ興味がない人間だったので、AKBのPVをじっくり見るのが初めてという状況だったのだが、脳裏によぎったのは「AKBを3次元のアイマスとか言う人が居るけど、なんか違う…」という思い。
その後、電車が来るまでPVを見ながら、どうにも別な既視感を感じると思ったら、「ああ、これは大昔にTVのニュースで見た北朝鮮喜び組だわ」と。
個性が薄いそこそこ美人を大量に集め、全員貼り付けたような笑顔を浮かべて、素人っぽいダンスを踊る…なるほどなぁ。
北朝鮮って、実は芸能界の超最先端を突っ走っていたんだと、少し感心した(苦笑)