gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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5年後のレーザー業界、中国が日本を抜く 「中米独」の三強鼎立へ―中国報道|新華社日本語経済ニュース-XINHUA.JP

華工科技の閔大勇常務副総裁は、「華工激光はすでに購入した土地に工場建物を建設し始めた段階だが、技術面を含めた買収を望んでいる。海外進出のために3年以内に必ず海外会社を買収し、全面的に国際市場へ進出する」と語った。長江商報が伝えた。
――レーザー業界は百花斉放
6年前、湖北省武漢市最大のレーザー大手である華工科技、楚天激光、団結激光は3社合併を図ったが、楚天激光は同年末にこれから退出し、華工科技と団結激光も2011年に決裂した。華工激光はすでに合併・買収(M&A)の意向はなく、技術融合や内部調整に没頭した。高級人材の閻大鵬氏とUVレーザー専門家の徐進林氏がその後の参加し、UVレーザー分野で30年近くかけてきた研究を終えたが、中国の産業化問題はクリアできなかった。
(中略)
レーザー業界には新たな応用分野や潜在力があるのだろうか? 国防、航空、海洋装置などのハイレベルなレーザー技術の応用
(中略)
世界を見わたすと、レーザー業界はすでに米国・ドイツ・日本の三強鼎立を呈している。実際に日本のレーザー精密加工システムが主導的地位を確保しているのは、NC工作機械技術にレーザー技術を応用しているからだ。
だが、直感ではおおよそ5年後には中国が日本を抜き、レーザー業界で米国・ドイツ・中国という新たな三強鼎立が形成されるだろう。中国はレーザー市場の規模が大きく、発展が速く、工作機械など関連技術向上も加速しており、レーザー業界への推進力が比較的大きい。
(後略)

http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economy/348845/

いや、日本の民間レーザー産業は軍事色ゼロだから。
防衛省技術研究本部では、昔から継続してレーザーの軍事転用に関する技術開発が進められているけれど、民間だと医療と工業用途しかやってないから、中国が露骨に狙っている軍事転用を見込んだ技術展開とかねーし。
そもそも、直感って何だよw
しかも、世界戦略の前提が、海外企業の買収と言う時点で色々おかしいとしか。