gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

イージス艦8隻態勢に 北朝鮮対応踏まえ、ミサイル防衛を強化 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)

防衛省弾道ミサイルを迎撃できるイージス艦2隻を新たに導入し、8隻態勢に増強する方向で検討していることが6日、分かった。政府が年内に策定する新たな「防衛計画の大綱」で、ミサイル防衛(MD)の態勢強化を打ち出す方針。防衛省関係者が明らかにした。1隻当たり2千億円近くになるとみられる。
北朝鮮のミサイル発射への警戒態勢が長期化したことを踏まえた対応だが、北朝鮮だけでなく、海洋進出を活発化させている中国を刺激する可能性もある。
海上自衛隊は現在、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載するイージス艦4隻を配備。搭載していない2隻のイージス艦については2018年度までに、弾道ミサイルを迎撃できるよう改修を進めている。
関係者によると、省内で防衛大綱を検討する中、より広い範囲を防衛するために迎撃可能なイージス艦をさらに増強する必要があると判断した。 新たに導入する2隻は 15年度、16年度にそれぞれ契約し、20年度までに就役する見通し。
北朝鮮のミサイル発射をめぐっては、小野寺五典防衛相が今年4月7日、自衛隊に対し、MDの迎撃態勢に入る「破壊措置命令」を発令。海自はSM3搭載のイージス艦「きりしま」と「こんごう」を日本海に派遣し、航空自衛隊も地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を東京・市谷の防衛省などに配備した。
北朝鮮日本海側に配備した新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」2基を発射場から撤去したとの情報を受け、防衛省は5月上旬にイージス艦を1隻に縮小。破壊措置命令が解除された6月28日まで迎撃態勢は続いた。
北朝鮮のミサイル対応では通常、最低でもSM3搭載のイージス艦2隻を運用する。しかし、4月には4隻のうち2隻が修理中で、ぎりぎりで運用せざるを得なかったという。
こうした経緯を踏まえ、自民党が取りまとめた防衛大綱の提言には、弾道ミサイル防衛の機能を持つイージス艦やPAC3を増強するよう明記している。

http://www.47news.jp/47topics/e/243209.php

注意して欲しいのが、イージス艦が8隻に増えるけど、退役するミサイル駆逐艦(DDG)を更新するだけだから、海自の護衛艦の総数は変わらない罠。
しかし、あたご型こんごう型の調達価格が1300〜1500億円だったので、1隻2000億円という価格の高さが気になる…。
アーレイ・バーク級 フライトIIA相当なら、同イージス艦をベースに開発された韓国のウリナライージスでも1隻1100億円程度だったし。
かと言ってアメリカでも未配備で調達予算が付いたばかりのフライト III相当というのは、幾らなんでもアメリカの大盤振る舞いが過ぎる気が…。
あれか? 1万トン級の大型艦で、Mk.41VLSを大量に配置して、これでもかとSM3を搭載した防空巡洋艦とか。(それならすげぇ金が掛かりそう。搭載ミサイルのw)
…すると、艦名は「いすず」とか (無いです)