まとめたニュース : 【悲報】海外メディア「人民解放軍に自衛隊は圧倒されるだろう」
カナダメディアは日中が軍事上で対峙した場合、中国の人民解放軍が日本の自衛隊を圧倒するだろうと報道した。１１月２３日、青島日報が伝えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131124-00000014-xinhua-cn
カナダの防衛関係メディアは、過去１０年で日本の海上自衛隊に比べて、中国海軍の軍備増強速度が明らかに速く、最先端の戦艦３０隻以上を保有しているほか、空母も加わり、中国の大型戦艦の総トン数は日本の海上自衛隊に匹敵しているかそれ以上だろうと分析した。また、解放軍の潜水艦部隊の実力は高く、日本海上自衛隊の「東南アジア最強」時代は過ぎ去ったと断定した。
ロシアの防衛雑誌は、「制空権の奪取が制海権につながる」と指摘。日本の自衛隊がこの１０年で新型戦闘機を増やさず、現役のＦ−１５Ｊ戦闘機は老朽化している一方で、中国の航空部隊の増強は目覚ましいものがあると指摘した。
カナダメディアは中国海軍の航空兵は日本に対して大きな圧力となっており、もし海上戦が勃発したら日本は対抗できないだろうとした。
作戦能力においても、中国軍の情報戦や訓練手段には大きな進歩があり、解放軍の総参謀部には情報戦部が置かれ、一体化作戦能力は明らかに向上していると論評した。カナダメディアは、解放軍とが東シナ海で自衛隊と戦争を行えば、海上自衛隊と航空自衛隊は勝算がないだろうと結論づけた。
まあ、このニュースはこのニュースとして、中国脅威論を煽ってもらうとして…。
現時点で、中国海軍で外洋進出して作戦行動が取れる艦は決して多くないのが、自衛隊が公表している「尖閣諸島に接近してくる中国艦艇」を１年分並べてみると判る。
常に２〜５隻の艦隊でやってくるのだが、今年の１月から計２２回のべ５６隻の侵入した艦の中で、特定の艦が突出して参加率が高いのだ。
多くの艦は１〜２回も参加しただけ終了なのだが、特定の艦は３〜６回の参加となる。
そして、４〜５隻の艦隊でやってくる場合、その艦艇の参加率は露骨に高くなる。
具体的に言えば、７／１４の５隻でやってきた艦の全てが、参加率の高い艦であり、３／３１に４隻でやってきた艦の半分が参加率の高い艦で占められる。
これ以外にも、３隻でやってきたパターンでも、高い確率で参加率の高い艦が含まれる事から、参加率の高い艦は教導部隊に類するベテランで構成されていて、他の艦は練習を兼ねた示威行為だと推測できるのだ。
となれば、錬度が高いと思われる参加率の高い艦は…と言えば
ジャンカイII級フリゲートが３隻、フーチン級補給艦が１隻、ルージョウ級ミサイル駆逐艦が２隻、ルーヤンII級ミサイル駆逐艦が１隻、ルフ級駆逐艦１隻の計７隻となる。
これは、日本の自衛隊で言うと、たった１．５個護衛隊に過ぎず、１個護衛隊群にも満たない。
上記に加えて、錬度には目をつぶっても、外洋の荒波を越えて日本近海までやって来れる艦艇は、重複分を除いて２１隻。
これは、日本の保有する護衛艦の半分にも満たない。
そして、潜水艦部隊に関しては、世界で２番目に対潜哨戒機が多い日本の自衛隊をナメるなというか、日本でダメならアメリカ規模の対潜哨戒網を持たなければ、潜水艦隊を止められない事になり、潜水艦強すぎだろ…という話になる。
それなら、世界最強の通常動力潜を多数保有する日本の自衛隊が、余裕で中国海軍を一蹴できる訳で。
水上艦隊でも、水中艦隊でも優勢な海自が、どうやって中国のニワカ水軍に負けるのか…。
空軍力に関しても、日本から中国へ攻めに行くならともかく、迎撃する限りに於いて、地上レーダーとＪＷＡＣＳの支援付きの防空部隊に加えて、地対空、艦対空ミサイルの直援ありありの日本と、艦載機である殲１５はまだ量産してないのだから、空母艦載機を戦力として計上する必要は無く、艦隊防空は全て地上基地から飛ばす、虎の子の新型機を全部回しても４００機程度。
空中給油無しなら、作戦時間は３０分も無い殲１１では、フルで戦える日本の基地航空隊に対して十分な艦隊防空なんて出来るはずも無い。
対ソ戦ドクトリンの頃からずっと、負けない戦いに特化している日本の自衛隊は、守勢に限れば世界でもトップクラスよ？
トドメを言うなら、アメリカ参戦なら、もう最初から勝負にすらなら無い。
圧倒的物量と、圧倒的質の差の前に、中国軍はボロ布のように吹き散らされるのみだし。
せめて、中国脅威のメカニズムで大増産中の新型艦艇の訓練が終わり、中国国産空母が戦力化できる２０２０年代までは、戦争とかマジで止めた方が良いと思うんだがなぁ。
現時点では、核兵器を使っても中国に勝ち目なんて微塵も無いのだし。*1
