gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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U-1速報 : 「日米以外の海外メディアが防空圏問題を中国勝利だと報道し始めた」 第一ラウンドは中国勝利だと印メディアが宣言

1:犇@犇φ ★:2013/12/01(日) 18:11:12.90 ID:???
■日本をめぐる米中の争い、第一ラウンドは中国の勝ち
(US vs China dispute over Japan: first round goes to China)
日本をめぐる米中の争いは、中国の優勢勝ちとなりそうだ。東シナ海の釣魚島(中国名)/尖閣諸島(日本名)上空にある問題の空域に非武装爆撃機を飛ばすことで、アメリカ側は中国による防空識別圏宣言を拒絶する姿勢を見せはしたが、アメリカの航空会社は自社機に、中国側へのフライトプラン通報を行わせている。
アメリカ政府による今回の決定は、「中国側の要求を受け入れたことを示すものではない」とはなっているが、アメリカによる融和へのジェスチャーだ。中国政府は先週、防空識別圏の宣言を行ない、この空域を通過するすべての外国機は中国当局へ届け出るよう求めた。この空域は主要な航路や豊富な漁場をカバーしている。
米国と異なり日本政府は中国側の宣言を完全に拒絶し、自国の2大航空会社(JALANA)に対して中国側への通報を行わないよう求めている。中国による宣言に対して欧州と米国、日本、韓国は不賛成の立場を取っており、米・日・韓の3国はこれに対抗して中国側による宣言の直後、中国側への連絡なしに軍用機をこの空域に進入させた。
米国政府は中国側の宣言を「東シナ海の現状を変えようとする一方的な企てであり、偶発的な衝突・事件のリスクを高めるものだ」と批判した。米国政府は、「我が国は中国政府に対し、慎重さと自制を求める。我が国は日本を初め、地域の関係諸国と協議している」という声明を出した。
EUも中国政府による宣言に対して憂慮を表明した。EUのアシュトン外務・安保政策上級代表は、「このような動きはエスカレーションの危険を増加させ、地域の緊張を高めるものだ。EUは、全ての当事者に対して自制を求める」と語った。アメリカ政府による勧告があっても、日本の航空各社は依然として日本政府の勧告に従うものと見られる。
▽ソース: NORTHERN VOICES ONLINE(インドのWebメディア)(英語)
http://nvonews.com/2013/12/01/us-vs-china-dispute-over-japan-first-round-goes-to-china/

http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50414569.html

アメリカが、口では中国の防空識別圏を認めないと言いつつも、実際には民間機へのフライトプラン提出を行わせたという「名より実を中国に許した」という現実は、まともな感覚があれば、アメリカの譲歩、反対声明は日本や韓国へのポーズと受け取るよね…。
実際に、親中派の副大統領訪中で、防空識別圏について「懸念の表明」に留め、強く撤回を求めなかった時点で、アメリカは「この問題に全力では取り組む意思が無い」と宣言したも同然なのだし。
こうなると、完全にバカを見たのが日本政府と言う事になる。
真面目な話、今回のアメリカの行動は、反米の民主党政権の反動で、強力な親米政権としてTPPやら消費税増税と言った、国民を無視してまでアメリカのご機嫌取りをした阿倍政権にとっては、バカを見たと言うか、かなり痛い「裏切り行為」になった。
こうした「二枚舌外交」が続けば、アメリカの核の傘どころか、日米安保にすら懐疑的な視線を向けられても仕方が無く、それは中国の暴発を誘発しかねないのだが…。
アメリカが日米安保を真摯に履行する気だったとしても、「中国がアメリカが日本を見捨てる」と勘違いすれば、それだけで戦争になってしまうのだから。
残念ながら、有色人種初のアメリカ大統領オバマは、日本にとってハズレの大統領であり、ノーベル平和賞を貰ってる癖に、アジアの平和を破壊しかねない危険な存在、と結論するしかないなぁ。