gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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F15墜落「システムの問題」 米軍発表、他機でも恐れ:朝日新聞デジタル

米空軍嘉手納基地(沖縄県)は21日、昨年起きた同基地所属のF15戦闘機とヘリコプターHH60の墜落事故の原因を発表した。F15の墜落は、システムの不具合で操縦不能になったことが原因だと断定。他の機体でも同様の事態に陥る恐れがあるとしているが、「再発防止策を取っている」と飛行は停止しないという。
F15は昨年5月、沖縄本島の東約100キロの海上に墜落。パイロットは脱出し、軽傷を負った。基地担当者によると、訓練を終えて基地に戻ろうとした際、突然操縦不能になり、左回転しながら降下していったという。
事故調査委員会は、海中から回収した機体の部品を分析。機体の傾きや揺れを制御するシステムに不具合が発生したことが原因とした。それまでにもトラブルの報告があったが、墜落につながったのは初めてという。

http://www.asahi.com/articles/ASG1P4FX5G1PTPOB003.html

どうにもF15の墜落原因が記事だと判りにくいので、嘉手納基地のHPまで行って、英語のプレスリリースを機械翻訳にぶちこんでみた。

2014年1月21日- ジョイントベースパールハーバー·ヒッカム、ハワイ -本社太平洋空軍は今日、嘉手納飛行場、日本の東に発生した2013年5月28日、F-15Cの航空機事故への調査結果を発表した。
大将ホークカーライル、太平洋空軍司令官は、事件の調査を指示した。
事故調査委員会は、この事故の原因は、航空機の油圧機械式飛行制御システムの障害のため、パイロットの飛行制御入力に応答するために失敗した航空機た明確かつ説得力のある証拠を発見した。
また、ピッチ·ロール·チャネルアセンブリは、航空機のパイロットが命令されていない飛行制御面への入力を提供した。
また、パイロットが制限された故障解析のための時間や油圧機械式飛行制御システムの誤動作のためのシミュレータ緊急処置訓練の不足があったことを証拠の優越によって発見調査はまた、実質的事故に貢献した。
パイロットが2船形成の一環として、訓練ミッションにあったように事件が発生しました。
何事もなく空域エントリと2飛行訓練契約を脱いで実行した後、パイロットはリードパイロットで再度参加しようとしましたが、機体はもはや彼の飛行制御入力に応答しなかった。
ほぼ同時に、パイロットは、油圧、ヨー、ロールに気づいて、ピッチ制御補強システム警告灯が点灯された。 パイロットは、20秒以上のスパイラルを左前から航空機を回復することができませんでした、そして航空機が約60マイル東に嘉手納ABの太平洋に墜落したように4500フィート海抜で噴出。
大佐テリースコットは事故調査委員会の社長を務めていました。 彼はジョイントベースパールハーバー·ヒッカム第15回ウイングの副司令官である。 大佐以上の3,900飛行時間でコマンドのパイロットである。

http://www.kadena.af.mil/news/story.asp?id=123377399

上記を見る限り、機器故障の類と思われる。
となれば、同時期に納入された同「油圧機械式飛行制御システム」に関して、同様の故障が発生している可能性がある、と言う意味で「他機でも恐れ」がある、的な回答をしたんじゃないかと…。
本当に欠陥が理由なら、さっさと飛行停止にしているので。
英文のプレスリリースには一切書かれていない情報だから、どうせ沖縄の反米記者が嫌らしい質問をして、回答を可能な限り悪意に解釈したというオチなんだろうなぁ…。