gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国軍、戦闘機「殲-20」がEODASを搭載 米F-22の性能を超える? : 大艦巨砲主義!

今月2日、EODAS(電子式光学画像配信システム)を搭載した「殲(J)-20」第4世代ステルス戦闘機が公開された。同戦闘機の登場は我が国の「殲-20」研究開発が新たな段階を迎えたことを象徴している。

http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2014-03/18/content_31821410.htm

EODASって、F35の新基軸やん。
殲20自体が、機体性能でF22に勝るという傍証が1つも無いのに、アビオニクスで最新のF35と同じモノを搭載したからって、F22を越えたと言い張れる理屈がわからん。
そもそも、中国が繰り返しF35関連の情報窃盗を続けているから、F35に関しては劣化コピーが作られても不思議じゃないのは理解しているけれど、物理的に模倣できるハードウェアはともかく、EODASのように高度なソフトウェアと関連するハードウェアを統合運用するようなシステムは、ハードウェアの現物と関係スタッフを丸ごと引き抜いてくる位の状況でもなければ、盗むのは無理だろう。(そもそもF35のも未完成だし)
もちろん、概念だけ模倣して、自力でゼロから再開発するくらいの金と手間と時間を掛ければ、可能だとは思うけど、予算はともかく、こんな短期間にモノになるはずも無い。
日本と中国では、開発・研究に掛けている金額の「桁」が違うから、中国が歪な形で日本を越える軍事技術を保有している事は間違いないと思うけれど、アメリカ越えってのは、吹くにも程がある。
アメリカは、中国以上の金と熱意と技術をつぎ込んで、兵器開発に勤しむ、世界唯一の超大国なんだぜ?