gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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最近、積読本が溜まって不味い

ここ一年くらい「小説家になろう」で、手軽かつ、毎日更新とか前の話が記憶から薄れないうちに続きが読める、と言う贅沢な環境に慣れてしまったお陰で、早くて2ヶ月、遅いと半年待ちの小説の続きを待つ間に、数十作品数百話も読んでしまう為、小説の方の記憶が薄れてしまい、特別に読みたい作品はともかく、惰性で読んでいた作品の大半が積読状態経由で、購読から切られてしまうという大惨事に。
ライトノベルに於いて、質より発売間隔が重要、と言う意味が良く判ったというか、遅筆だけと面白い小説を書く作家、と言うもののハードルがニョキニョキ上がっていると思う。
既に「遅筆だけと面白い小説を書く作家」として一定の評価を得ている人たちはともかく、これからは同様の評価を得る為のハードルは、かなり高くなっていると思う。
少なくとも、続編を5年10年待たせて「遅筆だけど面白いんです」みたいな作家は、完全に忘却と言う名の淘汰をされてしまうだろう。
この問題で頭が痛いのは、元々本を定期的かつ大量に買う人達ほど、こうした罠に懸かりやすい点。
もちろん、「小説家になろう」のシロウト小説は完成度が低いものが多く、プロの小説家が出す作品に比べればかなり色々と足りていないんだけど、プロと呼ばれてもラノベ作家自体が玉石混交で、下の方はなろう作家上位陣以下とか珍しくないし、どんな悪文まみれでも、人間って、慣れる生き物だから…。
とりあえず、積読本だけは無くしていこう。金がもったいないから。