沖縄、久米島沖で爆発音 きのこ雲を確認 : 大艦巨砲主義！
久米島】２１日午前１０時半ごろ、久米島町の男性から「久米島北方の沖合で黒い煙が見え、爆発音があった」と１１０番通報があった。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=70285
同町北部の宇江城の山道工事現場から目撃した男性（１９）によると、「ドーン」という爆発音が２度聞こえ、振り向くと町の北方の海に、「大きな真っ黒な煙」が見えた。その後、地面が数秒に渡って横揺れし、ゴーッという戦闘機のエンジン音のような音が聞こえた、という。
男性は「あれほどの爆発音は聞いたことがない」と話した。町の北方２８キロには、米軍の鳥島射爆撃場がある。 町役場は「爆発場所は断定できないが、鳥島射爆撃場だと考えられる」と話している。
沖縄防衛局は「米軍は、特別な訓練を実施していないと回答した」と説明している。
これ、取り上げているのが本当にごく一部のマスメディアだけで、大手メディアは全く触れないのが不思議だったのだが、調べてみれば当日を含む期間で、ちょうど鳥島射爆撃場の使用を伝える進入禁止の通達がきちんと出ているらしい。*1
言われてみれば、記事は、あくまでも取材された人の主観によって「あれほどの爆発音は聞いたことがない」とか、記者が勝手に「キノコ雲」とかタイトルをつけているだけであり、具体的な話は一つもない。
写真についても、実際に普段の爆撃訓練がどの程度か、爆弾の爆発後にどんな爆煙が形成されるのかを知らない読者には、沖縄防衛局の回答しているように「平常通り」なのか、記事が言うように「異常事態」なのか、真偽を判断できない。
どうにも、「単なる爆撃演習」を「事件」にしたかった記者の暴走の線が濃厚になってきた…。
