gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国とロシア「水上原子炉」建設へ−日本の資源調達にも影響か − 主要ニュース − ニュース − 電気新聞

中国がロシアの技術を活用し、水上に浮かべる方式の原子力プラントを共同建設することで合意したことが分かった。先月20〜21日の両国首脳会談ではロシアの天然ガスを中国に供給することで合意したことに注目が集まった。それに加え、原子力や超高圧送電、水力発電技術でも両国企業が協定を締結。国際的枠組みにおいて孤立気味の両国がエネルギー分野での協力関係を深めることは、欧米への対抗だけでなく、日本の資源調達などにも影響がありそうだ。
日本在住のロシア当局関係者への取材や中露メディアの報道によると、ロシアは原子力潜水艦の建造で培った技術を応用し、(1)浮上(2)半潜水(3)潜水――の3方式による舶用原子炉の開発を進めているという。今回の合意により、中国は浮上式タイプの原子炉をはしけ(バージ)に載せて移動できるプラントをロシアと建設する計画で、最終的にはその技術を使った原子力空母の建造を計画しているもようだ。(1面)

http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20140610_01.html

先を越されたか…。
真面目な話、メガフロートは「船」でもあるので、沿岸に設置すると波高が高く速度も速い津波に多大な影響を受けてしまうが、水深が深い沖合に作れば、ゆっくりとした上下運動だけで津波被害を受ける事は無いのだ。
問題は、そこから電気をどうやって運ぶ?という話になるのだけど…。*1
先の大震災と福島原発の教訓を考えるなら、浮上、半潜水、潜水でも、沿岸に近い場所に作る限り、津波被害は避け得ない。
浮上、半潜水タイプだと、寄せ波で陸上に押し流されかねず、潜水タイプでも、引き波に含まれる大量の瓦礫が、高速でぶち当たる事になるので、被害は免れないからだ。

*1:沖合設置の風力発電と同じ課題。逆に言えばそれが解決できるなら、原発はメガフロート上の沖合に作るべきだと思う。ついでにメガフロート工業地帯も隣接させればなおGood。電気の地産地消って奴