自衛隊の次期主力小銃について : 大艦巨砲主義！

性能は悪くないと言われるが、むしろその前(64式)が酷かったという点で、採点が甘くなっている可能性が微レ存。
価格が高い、という点は調達数の関係だから仕方が無いんだけど、設計が古くてダットサイトやライトなどのオプションがそのまま付かないというのは、重要な改善点じゃないかと。
あとは日本の自衛隊でしか使っていないから、極限まで使い倒すような状況での信頼性が欠けている点。
お上品に使ってて精度が良かったり、壊れないのは「当然」と言うべき話なので。
武器輸出禁止三原則が拡大解釈されて、80年代頃までは輸出されていた国産の軍用銃は、今では完全に国内向けでしか売れず、完全に少量生産を余儀なくされているのがね…。(一方で、競技銃は国産品が結構輸出されているけど)
自動小銃の更新は、その数が多い事もあって非常にお金がかかり、普通はそうそう行われない。
64式から89式への移行は、5.56mmへの弾薬変更と言う大きな転換があったからだし、64式の導入も、ＮＡＴＯ弾の採用という理由があったからだし、最近も自衛隊の装備更新予算がついて大量の89式を買ったばかりでもあるし、次期主力小銃って形で大々的に新型が配備される可能性は低いと思う。
ただ、89式改というか、パリエーションタイプが少量生産されて、一部部隊で採用みたいなのはあるんじゃないかと。