gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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エボラ出血熱の感染拡大を手助けするものとは? - GIGAZINE

(前略)
エボラウイルスは空気感染の恐れがなく、感染者の体液などに触れたりしない限り感染することはないとのことですが、なぜここまで感染が拡大しているのでしょうか。比較的感染しづらいはずのエボラウイルスが流行している理由を、過度な報道により生じた「恐れとデマ」のせいである、とTIMEは分析しています。
(中略)
エボラウイルスの感染拡大を防ぐための唯一の方法は、感染した人物を明らかにし、隔離し、そして感染してから接触した疑いのある人物を調査する、というものです。
(中略)
「どこを見ても『治療法がない』だとか『治らない』といったことが書かれており、人々は『それならどうして病院に行かなければいけないの?』と感じている」
(中略)
リベリアではエボラウイルスに関する過剰な報道により、無駄に大きな混乱が生み出されてしまっている、とCasey氏は言います。
(中略)
こういった報道の影響でエボラウイルスに感染した人は名前を変えたりあの手この手を駆使し、自分が感染者であることを気づかれないようにしている
(中略)
リベリアのドゥアーラではエボラ患者をエクソシズムで治療しようとしていたり、医者がライムを体中にこすりつけるのが良いだとか、タマネギがエボラウイルスを倒してくれるといった民間療法を勧めていたりします。さらに、悪徳商人は存在しないはずの「エボラウイルスのワクチン」を不当な値段で売り歩いており、ナイジェリアでも同じようなデタラメな治療法が横行している、とのこと。
他にも「ある心の曲がった人は、あらゆる通信手段を使って『お湯に塩を混ぜればエボラウイルスに感染することを防げる』という噂を流しました」と、ナイジェリアの厚生相であるOnyebuchi Chukwu氏はコメントしています。その後Chukwu氏はこういった民間療法はすべてウソであると声明を出しましたが、ナイジェリアの新聞社によれば噂の影響で「塩分を摂取し過ぎて2人が死亡、20人が入院した」とのこと。
(後略)

http://gigazine.net/news/20140813-ebola/

震災後に日本の放射脳が、延々とデマを吹聴して、科学的に裏付けられた測定値や安全基準を無視して、ありえない危険をねつ造し、福島の農家を自殺にまで追いやったことは記憶に新しい。
その事実を思えば、こうした問題は「国民の教育水準の平均」が問題ではなく、「国民の知的水準が低い所で発生する」共通の問題じゃないかと思う。
つまり、どうしようもない馬鹿を、馬鹿だからと放置すると、このように迷惑行為に走る、と。
「無能な働き者は殺せ」という至言が光る。
エボラに関しては、死亡率50%以上という死亡率の高さも問題だけれど、生き残っても健常者として快復できるとは限らないという点に注意するべきだろう。
症状が重たいだけに、後遺症が残る場合も多く、その内容によっては事実上の死亡宣告に等しいものもある訳で。
もちろん、健常な状態まで回復する事例もあるから、全てが「そう」という事もないが、死亡率だけでは見えてこない問題を含めて、エボラに関しては慎重に取り扱うべきだったと思う。
…まあ、パンデミックが発生した後なので、今更ではあるが。