我慢できなかった、iPhone 6とNexus 4を比較した「iPhone 6ユーザーの皆さん：ようこそ2012年へ！」画像が話題です | アプリオ

「iPhone 6」と「Nexus 4」の比較画像が話題になっています。画像を投稿したのは、米テクノロジーメディアArsthecnicaの編集者Ron Amadeo氏。以前は大手Android系メディアのAndroid Policeで編集者を務めていた人物です。
Ronが投稿したのは、"Dear iPhone 6 users: Welcome to 2012!"（iPhone 6ユーザーの皆さん：ようこそ2012年へ！）と題してiPhone 6とNexus 4の性能（端末由来・OS由来問わず）を比較した画像。Google+とTwitterに画像を投稿した際に、Ronは"Couldn't help myself. Sorry."（すまん、我慢できなかった）とコメントしています。
(中略)
細かい解説は省きますが、画像の趣旨は「2014年発売のiPhone 6が、ようやく2012年発売のNexus 4に追いついた」といったものです。
(後略)

http://appllio.com/20140910-5652-dear-iphone-6-users-welcome-to-2012

まあ、客観的事実ではある。
大画面液晶も、フルＨＤも、ＮＦＣも、Androidが先行してリリースされていたし、「選択できる自由」という観点でも、ようやくiPhone6と6Plusの２機種が選べるようになったばかり。
テクノロジーの最先端、という観点で言うなら、ジョブス亡き後のiPhoneはリップ・ヴァン・ウィンクルだろう。
iPhone 5の新機軸だった指紋認証は日本だとガラケー時代からある技術だったし、iBeaconにしてもBluetooth派生の技術で、完全なオリジナルという訳でも無い上に、Android4.3であっさり実装された。
iPhone 6の新機軸に至っては、完全にAndroidの後追いでしかない。
しかし、逆に言えばiPhoneユーザーにとっては、一気にAndroidに追いつき、iOSというアドバンテージ(と信じているもの)によって突き放すチャンスだ。
普通に日本ではiPhone 6はガンガン売れると思うよ。
…ただiPhone 6のＮＦＣはグローバル端末なので、ＦｅｌｉＣａチップが非搭載である可能性が極めて高い。
つまり、おサイフケータイも、Ｓｕｉｃａも、ＰＡＳＭＯも使えないガラケー以下のクソなのだ。
理由としては、折角ＮＦＣを乗せて独自決済機能Ａｐｐｌｅ　Ｐａｙを開始したのだから、わざわざＦｅｌｉＣａを搭載して利益を逃すメリットが薄い…と判断しているのだと思われる。
まあ、１０年以上前からじっくり電子通貨決済を広げてきた日本において、おサイフケータイや、Ｓｕｉｃａ、ＰＡＳＭＯのシェアがどれだけあるかを考えれば、甘い判断とは思うけれど、アップルは別に日本だけで勝負して居る訳じゃないから、気にしないのだろう。
実際、流行に流され、ファッションでｉＰｈｏｎｅ使っている連中が、どれだけ端末を使いこなしているかは、怪しい所だしね。