「朝鮮半島以外では対人地雷を使用しない」 オバマ大統領が新方針 : 大艦巨砲主義！

【ニューヨーク和田浩明】オバマ米大統領は２３日、ニューヨークで講演し、朝鮮半島以外では対人地雷を使用せず備蓄も廃棄する新方針を打ち出した。６月にホワイトハウスが発表した生産、取得の禁止に次ぐ措置で、禁止条約に加盟する方針も改めて示した。ただ、時期については言及を避けた。
オバマ大統領は市民社会の活動で実現した対人地雷禁止条約（オタワ条約、１６１カ国加盟）を高く評価。北朝鮮と韓国が軍事的ににらみ合い、米国が韓国の防衛義務を負うなど「特別な状況」にある朝鮮半島以外では、対人地雷を使用しないと明言した。朝鮮半島用以外の保有分の廃棄も進めると述べた。
その上で、「最終的にはオタワ条約に加盟できる方法を見つける」と発言。国際的な地雷除去活動への貢献を続ける方針も表明した。ホワイトハウスによると、他国による対人地雷取得を支援するような活動も中止する。
米国防総省のカービー報道官は「ヘーゲル国防長官は大統領の方針を支持する」との声明を発表した。
同条約の策定を推進した国際非政府組織（ＮＧＯ）地雷禁止国際キャンペーン（ＩＣＢＬ）はオバマ政権の措置について「地雷のない世界に向けた重要な一歩だ」と歓迎すると同時に、朝鮮半島での廃棄も進めるよう強く求めた。
米国内では使用制限や廃棄に対し「米兵を危険にさらす」との反対意見もあり、米下院軍事委員会のマキオン委員長（共和党）は２３日、「失望」を表明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140924-00000017-mai-n_ame

これ、「朝鮮半島を対人地雷で汚染する気か」と朝鮮人が激おこって思うやろ？
でも、逆にむしろ「大歓迎」で喜んでるんやで？
実際の話、オタワ条約にアメリカが加盟をしなかった最大の理由は、朝鮮有事や対中国戦に於いて対人地雷が無いと非常に困る、と言うもので、実際に中国も韓国もオタワ条約を批准していない。
この状況で、対人地雷の放棄なんて愚行に他ならず、日本の選択は本当に愚かとしか言い様が無い者なのだ。
では、何故アメリカがオタワ条約の批准を口にしたのか、と言えば「韓国への戦時統帥権の委譲と、在韓米軍の縮小・撤退」という路線が確定したからで、アメリカが朝鮮有事に前面で戦う意思が無い、という意図を明示的に示した事になる。
だから韓国は大慌てでアメリカに尻尾を振りなおしたし、アメリカはそれを受けて「韓国だけは例外」と言っているわけで。
正直、日韓軍事協定が結ばれる前に、さっさと朝鮮動乱が勃発して、半島が米中の対人地雷とクラスター爆弾の処分場になってくれれば、日本は軍事介入する必要もなく、韓国が無事国土防衛に成功しても、地雷と不発弾まみれの土地を抱えてしばらく大人しくなってくれるだろうから、助かるんだけど。