Yahoo!ニュース - 中印がインドの高速鉄道共同事業に合意―インドメディア （XINHUA.JP）

インドと中国はデリーとチェンナイを結ぶ高速鉄道建設計画について、建設を視野に実行可能性を共同で検討することで合意した。２４日、大智慧阿思達克通訊社がインドメディアの報道として伝えた。
報道によると、同鉄道は全長１７５４キロと世界で二番目に長く、建設コストは２兆ルビー（約３兆８０００億円）を見込んでいる。
同プロジェクトはインドのモディ首相が掲げている「ダイヤモンド四角形高速鉄道ネットワーク戦略」の一環。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141126-00000006-xinhua-cn

インドは外交巧者で強かな国だから、中国と軍事的対立を抱えている事から日本と仲良くして中国の外洋進出を牽制する一方で、経済的には中印協力を謳って、政治と経済は別と言う路線を支持している。
高速鉄道に限らず、インドは外国から高額な兵器やインフラを輸入する場合、バーターで技術移転やら外交取引などを持ちかけて、少しでも取り返そうと交渉してくる事で有名で、実の所、商売相手としてはインドは「まったく美味しくない」相手だったりする。
多分、メキシコに提示したのと同じ、日本から盗んだ高速鉄道技術の無償移転が含まれているんじゃないかな。
メキシコと違って、インドもおらがルールで動く国だから、知財で訴訟しても勝てないだろうし、中国としては高速鉄道の輸出実績にもなるから、お似合いの相手だと思われ。
…その結果として、事故まみれか、全然速度が出ない高速鉄道になるかは、知らんけど。
命の値段が安い国相手に売るには、良い商材だしね。