なんか酷い伝言ゲームの地獄を見た
蓋を開ける前
「基本はパッケージのカスタマイズ」
「仕様は向こうが用意してくれる」
「PGと客先のとりまとめだけやってくれれば良い」
蓋を開けてみたら
「基本はほぼフルスクラッチ」
「仕様は概要設計以前の状態で、要件すら固まってない」
「二次請けなんで、仕様の決定権・裁量権は一切無い」
「納期は決まってて動かない*1」
「エンドユーザの都合でセキュリティが高杉で、支店間のネットワークの導通すら保証が貰えないのに、支店間のVPN越しで通信する、とかいう要求だけある。その癖、エンドユーザのセキュリティにはこちらの要求は一切できないという、鬼ルール」
「設計からコーディングまで一人でスパイラル開発できる人材をアサインしろ」*2
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まあ、外注営業の人が急に取って来た仕事という時点で、クソなのは予想はしてた。
年度末で、どこの下請けにも匙を投げられたような炎上案件をドヤ顔で拾ってきて、丸ごとこっちに投げ渡す気が満々だったので、
「これ、あと2週間以内に詳細設計まで落とせないなら、無理です」*3
と言ったら、担当を外れるように言われた。ラッキー(爆)*4
スパイラル開発ってのは、無茶な要求納期を通すための短期開発手法じゃなくて、むしろ「使いながら機能UP」していく、本格稼働まで余裕がある開発で使うべき開発手法だから。
いっつも思うけど、「中国人と韓国人と営業の出来ると大丈夫、は信用するな」と、つくづく思う。