gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国ステルス機J-20やJ-31は第5世代戦闘機とは言えないに中国ネット「見た目が似ていればそれでいい」! : 軍事・ミリタリー速報☆彡

2015年2月16日、中国メディアの新浪が、ロシアの専門家の意見として、中国が開発中のステルス機・殲−20や殲−31は、第5世代戦闘機とは言えないとの見方を示したことを伝えた。
新浪は、ロシアの専門家が「殲−31は世界市場で米国やロシアの競争相手となるが、中国の戦闘機は第5世代戦闘機とは言えない。殲−20も殲−31もステルス性を持ってはいるものの、中国は国産エンジンを作れておらず、音速を超える飛行能力はない。また、電子設備の面でも第3世代戦闘機レベルに過ぎない」との見方を示したことを伝えた。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「ロシアは中国が強大になることを恐れているな。ただの焼きもちだよ」
「エンジン以外なら(ロシアの最新ステルス機)T−50より強いです!」
「中国の航空電子システムはロシアよりもずっと進んでいる。電子技術でロシアは中国と比べることはできないね」
「本当に配備される時にはエンジン問題も解決できているさ。俺は中国の技術者たちを信じている」
「わが国のエンジンはまだまだ向上する余地がある。でもここ数年の進歩が目覚ましいことは軍事ファンにとっての慰めだ」
「ロシアの言うことは間違っていない。電子設備や武器がどんなに良くても心臓がダメなのだから」
「結局のところエンジンの問題か…」
「なんであんなにも黒煙が出てしまうのか」
「見た目が(第5世代戦闘機に)似ていればそれでいいよ」(翻訳・編集/山中)

http://www.recordchina.co.jp/a102672.html

ちなみに、中国では西側で言う第1世代戦闘機をすっ飛ばしているので、西側に比べて世代を数える時に一つ少ない。
記事中にある「第3世代戦闘機」というのは、西側で言う第4世代戦闘機(F15とかF16、F18のC/D型以前)と同世代を意味する。
実際、ロシアの第4.5世代戦闘機であるSu35を輸入するのに必死な状況を見れば、中国の戦闘機が第4.5世代未満である可能性は高いんだよね…。
ちなみに、韓国が配備しているF15KはE系列なんで、立派な第4.5世代戦闘機。
日本だと、第4.5世代戦闘機はF2しか該当しない。
中国の場合、脅威となるのはJ20とかJ31と言った「自称」第5世代戦闘機ではなく、実績のあるロシア製戦闘機のコピーがかなりの数量で揃っている点だと思う。
日本の航空戦力の老朽化はかなり悲惨で、中国の配備しているSu27系列機相手だと、AAM5を運用できる僅かな機体を除いて、概ね劣勢だし、J10も中国が主張する性能を実現できていれば、無印F15だと厳しいし、無印F2で互角くらい。
そして、中国にはSu27系列機だけで400機を越える配備数があり、J10も300機以上生産されているという。
F15Jのゴールデンイーグル化と、F2の改へのアップグレードが終われば、機体の性能的には互角以上に渡り合えるようになるのだが、「量より質」と言えるほどの優位性は失われているので、数的劣勢という現状は覆らない。
仮にF35がカタログ通りの性能でも、搭載兵装量から無双出来るほどの戦力向上にはならんしね。
とりま、F15とF2の改装で時間を稼ぎ、初期型F15の代替でF35を100機以上揃えるまでは、比較的劣勢な状態は続くんじゃないかと思う。

86: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/
中国の自称第5世代機ってモビルスーツに例えると何なの?

ザニー*1かな…。

*1:連邦が鹵獲ザクIのガワだけ変更して作ったMS