インド国防相、日本の潜水艦に「高い関心」 : 大艦巨砲主義！

【ニューデリー時事】インドのパリカル国防相は２８日、３０日からの訪日を前に時事通信の単独会見に応じ、オーストラリアが調達を検討している海上自衛隊の「そうりゅう」型潜水艦について、「インドも高い関心を持っている」と述べ、購入検討に前向きな姿勢を示した。同日行われる中谷元防衛相との会談でも議題に上る可能性があるという。
インド海軍が保有する潜水艦は計１５隻だが、老朽化が進み、有事に即応できるのは半数に満たないとされる。インド洋では中国が潜水艦を派遣するなどして存在感を強めており、インド政府は海洋安全保障の強化に向けて軍備刷新を急務に掲げている。
　パリカル国防相は「日本は厳格な武器輸出規制を敷いていたが、それも変わりつつある」と指摘。「日本の技術力を高く評価しており、あらゆる可能性を追求し、国防協力を拡大していきたい」と語り、条件が整えばそうりゅう購入に名乗りを上げる意向を表明した。（2015/03/28-20:18）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2015032800293

オーストラリアへの「そうりゅう型」輸出話は、アメリカが仲介しているから実現した例外であって、基本的にインドは民主主義ではあっても、アメリカとは価値観を共有しない国である。
更に言えば、中国と領土対立はあっても経済協力は推進しつつ、日本とも歩調を合わせる、と言った二枚舌外交も出来る優秀な国。
特に軍事装備に関しては、アメリカとロシア等距離外交を展開して、両方の装備を購入配備しているほか、更には独自路線で時刻開発もやってると言うお国柄であり、最新鋭兵器や、機密性の高い兵器を供給するには、問題が多すぎる国なのだ。
ＵＳ２救難飛行艇程度ならともかく、虎の子の「そうりゅう型」を輸出と言うのは、完成品輸出だとしても、無いと思う。
特に、インドは兵器輸入時にバーターで様々な無理難題を吹っかけてくる事でも有名で、技術移転などを要求してくることは確実。
でも、日本は売りたくて売る訳じゃないんだから、妥協する余地がそもそもない。
大体、インドはキロ級で十分なんだから、ええやん、と。