gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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はてなブックマーク - 5アンペア、新婚でもできた 記者が実践 エアコン・ドライヤー・炊飯器なし:朝日新聞デジタル

相変わらず朝日新聞の記者って低能だなぁ、と思う記事。
しかも、有料コンテンツという辺りが救えない。
まず、全文引用するのも馬鹿らしいので、要点を抜粋すると…

電気契約を5Aへ変更
暑い時は、部屋から逃げて、喫茶店や図書館へ退避
髪はドライヤーの代わりに扇風機で自然乾燥
エアコン(暖房)の代わりに石油ファンヒーター
掃除機ではなく、ほうきで掃除
米は土鍋でガスで炊く
電子レンジの代わりに、蒸し器で温め(つまりガス)
石油ファンヒーターだけでなく豆炭あんか利用
大型冷蔵庫を止めて小型エコ対応冷蔵庫へ
ソーラーパネルキットで照明と洗濯機を使う

…簡単に言えば、
「電気を止めて別のエネルギー(石油・ガス・豆炭・ソーラー)を使っている」
「自宅内で電気を使わず、外で電力を使う」(その為のコストは書かない)
「エコ家電を更に切り詰めて使用」
という、「電気を使っていないだけ」の生活でしかない。
その内訳も、かなり怪しい。
冬の灯油代15Kってのは、名古屋で18リットル1250円ぐらいだから、216リットル相当。
一般に、冬場石油ファンヒーターを使うと、6リットルタンクが1日(約12から16時間)で消費される。
この計算だと、36日分しか石油ファンヒーターを使っていない計算になり、冬11月から2月までの4か月間120日に対して圧倒的に不足していることがわかる。
…つまり、1日平均4時間以下しか石油ファンヒーターを使っていないのだ。
この数字は、記事のように専業主婦が家に居たら、絶対にありえない数字である。
イコール、冬も夏場と同様に、1日の大半を喫茶店や図書館などで過ごしていたという結論になる。
また、ガス代も一番多くて月20立方メートル。
一般にプロパンは都市ガスはの2.2倍の熱量がある。都市ガス月20立方メートルは、プロパンだと9立方メートルになる。
昔自分がプロパンを使って居た頃、冬場で最も多い時に5立方メートルの使用量だった。
その時の経験から言うと、1か月9立方メートルという数字は「風呂(またはシャワー)二人分だけ」の数字じゃないかと思う。
補足として、都市ガス世帯の1世帯平均を調べてみると、冬場の最も多い月だと、寒さの厳しい1月には51.7立方メートルに達する。*1
これは、「平均値」だ。世帯人数も2.16人だから、記事の夫婦世帯と大きく乖離するものではない。
そして、その半分以下で暮らしている、と言う事は専業主婦がいる世帯なのに、自炊は最小限で、外食メインである事が伺えるのだ。(昼間出歩いてたら、そりゃ外で食うよね)
結局、全然エコでも、節約でもない、ただただ「自分たちが支払う電気代を減らす為だけ」の「電気パラサイト」生活だよね。
相変わらず朝日新聞の記者って低能だなぁ。
どうでもいいけど、昼間出歩くのデフォの専業主婦って、浮気フラグ立ちすぎだろJK…。
もし、この記事が記者の脳内での出来事でないのなら、かなりの高確率で、奥さんは旦那のアホさ加減を馬鹿にしながら、昼間は浮気相手の部屋に転がり込んで電気使いまくりってオチな気がする…。