なぜ自作PCユーザ以外へSSDが普及しないのか考える - BTOパソコン.jp
答えは簡単。
HDDとSSDは容量価格比で、圧倒的にHDDが優位だから。
スペック表で見たときに、記憶容量が同じ値段でHDD:500GBとSSD:128GBと並んでたら、そりゃ前者にするでしょう。*1
ちなみに、開発系のITであるウチの社内でSSD搭載機(テスクトップ)はゼロだし、ノートPCでもSSD搭載機を会社が直接購入した事例はゼロ。*2
実際の所、SSDを一度でも体験した事がある人は、次も迷わずSSD搭載機を買うけれど、HDDしか使った事が無い人に、「(SSDは)早い、早いよ、スレッガーさん(違)」と言った所で、理解できないし、理解する気も無いから、意味が無い。
なお、個人用のパソコンに、SSDを付けている人だが…実は、これまた少ない。
自分の知る限り、同僚14名中、SSD搭載機を個人保有しているのは、僅か4名。
その全員が、自作PC経験者である。
実際の所、開発系のIT会社に勤めていようと、PCに詳しいとか、自作経験者が多いとかは幻想でしかなく、そして大多数の「普通の人」は、値段とスペック表の比較で買うので、容量が少ない癖に高いSSDは、真っ先に削られる要素、なのである。
会社でSSD搭載機が標準化されるのは、容量価格比でSSDがHDD並に下がるずっとずっと未来の話じゃないのかねぇ…。