gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国危機、ギリシャより深刻 株暴落止められない習政権 逃げ出す欧米マネー - 産経ニュース

ギリシャの債務問題が注目されているが、実はもっと深刻なのが中国の経済危機だ。上海株式市場は1日も5%を超す下げに見舞われるなど、もはや習近平政権も手の打ちようがない状況だ。アジアインフラ投資銀行(AIIB)でも資金を集めたい中国だが、欧米勢の資金は市場から逃げ始めた。(夕刊フジ
2日午前の上海市場で、上海総合指数は一時3%超下落し、4000ポイントの大台を割り込む場面があった。
1日には終値で5・23%安の大幅下落。同日公表された中国の景況感指数が市場予想を下回る結果だったことなどから、大型株を中心に売られ、ほぼ全面安となった。
暴落の背景にあるのが外資系金融機関の弱気予測だ。米モルガン・スタンレーは新規株式公開(IPO)の急増やバリュエーション(株価の評価)が高過ぎる点などを警告、「上海総合指数は向こう1年間に20〜30%下落する」と予測した。同様の分析はバンク・オブ・アメリカや米運用会社ブラックロック、欧州系のクレディスイスからも出た。
こうした見方を裏付けるように、上海総合指数は6月12日の高値5178ポイントから、29日には一時3875ポイントまで約25%も暴落。その後も4000ポイント近辺で低迷している。
「4000ポイントをいったん割り込んだことで、次の下値めどは1月の3400ポイントあたりまで見当たらない」(国内系証券ストラテジスト)とさらなる大幅安も警戒される。
より問題なのは、中国当局が利下げなど株価維持策を打ち出したことをあざ笑うかのように株安が続いていることだ。
前出のストラテジストはこう指摘する。
中国経済は当局のコントロール下にあるというのが市場のコンセンサスだったが、もはや制御不能ということになれば、海外勢は恐ろしくて投資を続けられない」

http://www.sankei.com/economy/news/150703/ecn1507030014-n1.html

海外の投機筋が、中国のバブル崩壊を楽観視していたのは、中国の粉飾されまくった経済指標から真実を見抜き、体力残を見越しての発言じゃなくて、中国共産党が、市場経済を統制居できると信じてたからだったのか。
アホか、馬鹿か、と。
ソビエトが市場開放もしていない統制経済すら制御できずに、自家中毒を起こしてくたばった歴史から、何も学ばなかったのか!?
…実は、世界の投資家・投機家って、一周回って大バカなんじゃないかと思った。
もし、本当に海外投資家・投機家が、そんな無意味な根拠で中国経済は「大丈夫」と思い込んでいただけだとするなら、マジで今年中の中国経済崩壊もあり得るぐらいにヤバいんですけど、嘘だと言ってよバーニィ
ていうか、今年いっぱいぐらいは中国が「保つ」と考えていたけれど、これ以上中国から資金が逃げると、逃げ先は不穏なユーロじゃなくて、米ドルと日本円しか無いから、円高まっしぐらで、困るんですけど…。