gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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行き詰まった韓国の戦闘機事業、中古機の導入を検討か 韓国ネット民「日本に防空任務を任せるつもりだ」 : 大艦巨砲主義!

2015年10月18日、韓国・世界日報によると、米国が技術移転を拒否したことで韓国型戦闘機(KF−X)開発事業に重大な支障が予想される中、韓国空軍の戦闘機不足に備えるため、第3国の中古戦闘機の購入やリースの必要性が検討されている。

韓国空軍関係者は「韓国国防研究院(KIDA)が判断した韓国の適正戦闘機保有台数は430台だが、9月の国政監査業務報告でも述べたように、現在韓国空軍が保有している戦闘任務機は420台だ」と述べた。軍当局は戦争時の主導権早期確保と効率的な陸海軍作戦支援のために必要な最小規模の戦闘機は上位機種(F−35A級)100機、中位機種(KF−16級以上)200機、下位機種(FA−50級)130機など430機が必要であるとみている。韓国軍は今後発生する戦闘機の老朽化や不足をカバーするため、KF−X開発の正当性を説明してきた。
しかし、米国の技術移転拒否により、120台を自主生産するというKF−X事業に支障を来し、2025年の開発目標が達成できない場合、空軍の戦闘機不足がさらに深刻になる。自主国防ネットワークのシン・インギュン代表は、「政府がKF−X開発の現実的な開発計画を示し、これをもとに空軍戦力の空白を埋める対策が急がれる」とし、「戦力の空白を埋める代替案として、第3国の中古戦闘機購入やリース案がある」と助言した。シン代表は「米国のF−15やF−16の中古機体を購入する案と、在韓米軍に配備されているA−10地上攻撃機をリースする案などの検討が可能」とし、「特にA−10の場合、米空軍が退役を強く希望しており、これをリースする場合、主に地上爆撃任務を担うF−5の代替えが可能だ」と述べた。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「いくら親米でも、それは異常だ。特にA−10機は、米国が退役させようとしている機種なのに、これをリースしろと?」
「中古車は修理費がかさんで、結局新車を買うのと同じになることがある。戦闘機も同様のはずだ」
「なぜそこまでしてユーロファイター(欧州各国が共同開発した戦闘機)を買うのを嫌がるのだ」
「米国一辺倒じゃなくて、ユーロファイターを導入して、技術移転を受けてはどうだ」
「いっそのことロシアのSu−35を導入して、レーダー関連技術の移転を受けよう」
「日本の自衛隊に防空任務を任せるつもりだ」
「このような状況を見ると、大韓民国国民という身分自体が恥ずかしい」
「KF−Xの開発以前に、まず解決しなければならないのは防衛産業不正の温床だ。防衛事業庁を解体するべき」
「KF−Xより、無人機の開発をしろ」
「素直に能力がないことを認めて、海外の技術者を雇い、国産化させるのが時間とお金の節約になる」(翻訳・編集/三田)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000024-rcdc-cn

真面目な話、韓国の国家規模、想定される仮想敵国という条件なら、F15Kですらオーバースペックで、60機買った予算でF16E/Fを100機買った方が、明らかにコスパが良かった。
にも拘らず、対日戦争とか不要不急の備えでF15KやらF35やら、北朝鮮相手にはまるで意味が無い程高価な戦闘機を買おうとか言い出したから、話がおかしくなっただけ。
大体、F15K、KF16、F4、F5にF/A50と、固定翼ジェットだけで6機種も運用しているのがまずおかしい。
もし430機維持したいなら、F15K…60機、KF16(アップグレード版)…150機、F/A50…220機ぐらいに割り切って行かないと。
アメリカからタダで貰ったF4、F5を、自腹でF16相当の機体に置き換えとか、明らかに無理。
一番現実的なのは、定数削減。
F35A…30機、F15K…60機、KF16(アップグレードなし)…165機、F/A50…60機で、315機体制。これでも金食い蟲のF35とF15Kが居るから辛いだろうけど。
ちなみに、韓国はかつてロシアから借金のカタに戦車や装甲車、クッション式ホバー揚陸艇などを手に入れ、運用しているのだが、ロシアの足元を見て買い叩いたものの、ロシアも経済復興と共に消耗品やら予備部品で儲けようと値上げして、ずっと安く使えると思っていた韓国軍は、(韓国人の感覚では)高すぎるロシア製兵器の消耗品・交換部品代を見て、即座に購入を取りやめ、韓国国内で同等品を生産する事にしたという。
…が、当然のようにまともな部品が韓国で作れる筈も無く、帳簿上は修理済みになってるけど動かない兵器、韓国伝統の共食い整備で、稼働率は3割以下ではないか、という話がある。
つまり、コメントにあるように、ロシア製のSu35を購入したところで、運用できる筈が無い。
…そもそも、自国向けに開発したKF15ですら、韓国語マニュアルが無いから整備できない、とボーイングに泣き付いて韓国語マニュアルを作ってもらったぐらい。
ロシア製戦闘機に、韓国語マニュアルなんぞ存在しないから、同じ事になる事は目に見えているよね。
スレ中に「F16の追加生産」という意見もあるが、残念ながら今の韓国の経済規模で、200機以上のF16を追加生産できるような金は無い。
だから、KFXがF16級の戦闘機を「より安価に」調達する、という目標で立ち上げられたんだし。
…そもそも、今保有している165機のKF16をアップグレードする費用すら捻出できないのだから。