gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

色々と煮詰まってる

健康の問題を切っ掛けに、仕事の問題、将来の不安と言った「よくある人生の悩み」について、色々と考えるようになったのだが、この「よくある悩み」を相談する先と言う物が、実はとても限られている事に気づかされる。
結論から言うならば、「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」という有名な言葉に集約される話で、定型的な解決方法なんて誰も知らないから、自分の不幸は自分で解決するしかない、というオチになってしまう。
それでも親、兄弟、友人といった相手に、相談ができる相手が居るならまだ救いはあるが、居ても相談できるとは限らない。
そんな時は、どうすればいいのか。
…なんと、日本では相談先を探す事すら難しいのだ。
Googleで「死にたい」と検索すると、電話番号が表示されるアレは有名だが、
世界有数の自殺大国である日本らしく、調べてみると公的相談窓口はいくつもあるのに、その全てが「あるだけ」という形骸化しているものなのだ。
そうした窓口に対する口コミを調べると、
…まず繋がらない。
そして、繋がっても対応するのは素人ボランティアであり、相槌を打ってくれるだけの人なら大当たりで、上から目線で心療内科向けの話なら、病院に行け。仕事の話ならハローワークへ行け、法的な話なら法テラスへ行け、と言うだけの対応が殆どだと言う。
それ、対応するのは自動音声で十分で、人間いらないよね?
色々と頑張って、問題を解消する為の仕組みやら、補助的な相談システムを探してみたけど、見つからない。
正確には、あっても信頼できるものが無い。
匿名掲示板とか、Yahoo知恵袋とか、詐欺っぽい有料人生相談*1、あなたならどれに相談してみる?
自分なら、どれも御免である。
結局、問題を自分で分解して、心療内科とか、職安職員とか、弁護士とか、適切な相手にぶつけて解決していくしかない。
なので、精神的にドツボで、そんな冷静な分析もできる状況じゃない人は、上に挙げた役に立たない窓口に相談する為に時間と精神を削られ、詐欺っぽい有料人生相談とかに金を搾取され、更に憔悴していくと言うオチ。
というか、匿名掲示板やYahoo知恵袋の方が、まだ公的相談窓口より親身に対応してくれるってのは、公的相談窓口として問題とは思わんものなのか。
日本の弱者救済システムは総じて、利用者の事は考えてなくて、言い訳の為に存在しているって現実が透けて見えるようで、ゲッソリした。
本当にマジで安楽死の仕組み作ってくれないかなぁ。
「自殺総合対策推進センター」とか「こころの健康相談統一ダイヤル」とか、糞の役にも立たない組織に税金を費やすより、ずっと建設的だと思うのだが。
なお、子供のいじめ相談窓口とか、女性のセクハラ窓口とかはあるんだけど、成人男性向けの相談窓口って無いのな。…性差別じゃねーの?

*1:広義で言えば、占い師なんかもここに該当する