ソフトバンク、純利益初の1兆円台。孫社長「1兆円到達した日本企業はトヨタと当社だけ。36年で達成できたのは嬉しい」 : IT速報
…これを素直に褒めちゃう人って、凄く詐欺に騙されやすい人だと思う。
禿バンクが企業転売で儲けてる、投機企業であること、禿が口では綺麗事を語ったりしているけれど、震災募金１００億円をお手盛り団体に寄付して、実質寄付ゼロ円だとか、震災後の再生エネルギー詐欺のメガソーラーでボロ儲けしようとか、国民を食い物にする事を全く忌避しないっぷりだとか、ＭＶＮＯに対する回線レンタルも、３大キャリアの中で最も非協力的だったり、Ｄｏｃｏｍｏとａｕが総務省の規制で実質０円とかキャッシュバックを縮小する中で、規制の緩いネット経由での実質０円とかキャッシュバックを続けたりしていること、ぶっちゃけ、大企業に求められている「社会貢献」という観点では、下手な中小企業より「やってない」っぷりが酷いこと。
もちろん、「いちばん儲けた奴が偉い」という価値観もあるのだが、その儲けるヤリクチが、「弱者を騙して食い物にして、社会には還元しない」を徹底した結果である事を理解した上でそう言う奴は、ヤクザの様な粗暴で下卑た価値観だし、知らずに誉めている奴は、世間知らずにも程があるとしか。
ただまあ、禿が投資・投機の天才である事は、否定しない。
日本企業の無能経営者が、資産の「保護」に汲々としてダブついた内部留保を社員に還元する事も無く、ただ貯め込むしかなかった中で、内部留保どころか借金を重ねてハイリスク・ハイリターンの買収・売却で資産を増やし続け、自転車操業と言われるような借金漬けだろうと、プラスを生み出したのは、事実なので。
ただし、それは禿の才覚(もしくは情報網)に頼ったものであり、企業の強みじゃない。
ジョブス亡き後のアップルが凋落の一途を辿っているように、個人の才覚に頼って１代で大きくなった企業は、その個人を失ったら滅びるしかない。
特に、禿バンクは、独自の強みは一切持って居ないからね。
たまに、トヨタや三菱重工などを「国策企業」と呼ぶ人が居るけれど、中国や韓国で言うような、ガチの国策会社は、日本には存在していない。
もちろん、会社規模と保有する技術や事業内容から、国との関わりは小さく無いのだが、政府が特定の企業に、利益度外視して露骨に肩入れするような事は無く、それどころか、三菱重工辺りだと、日本政府の方が「甘えている」としか言えない部分もあるぐらいだ。
東芝が「簡単に潰せない」のは「国策会社」だからじゃなくて、経営規模が大きく、独自の事業をいくつも持って居る為、無秩序に潰れてしまうと、技術流出や連鎖倒産、深刻な失業問題が発生するからで、シャープに対しても産業革新機構が手を差し伸べたのは、同じ理由による。
不平等だと思うし、理不尽だと思う事もあるが、麻酔無しでハイエナが片足食いちぎるのと、手術室で麻酔した上で医者が片足切断するのとで、予後が違うのは言うまでも無い話。
面白いのが、この観点で言うと、東芝と違って、投機企業でしかない禿バンクは「潰れても日本国内の景気に対する影響は限定的」だったりする。
もちろん、相応の大企業だけに、潰れれば失業者は出るんだけど、「ソフトバンクにしかできない事業」は、無いに等しいから。
基本的に、通信事業者としては、ドコモとａｕの後追いしかしてないし。
