東南ア、軍備増強へ動く シンガポールは独から潜水艦(写真=ロイター):日本経済新聞
【マニラ=遠藤淳】東南アジア各国が相次いで海洋軍備の強化に動いている。シンガポールは16日、ドイツから潜水艦2隻を購入する契約を締結。タイも中国から潜水艦を購入する。フィリピンは日本から供与される巡視船の配備を進める。中国が南シナ海進出の動きを強め、米国とのせめぎ合いが強まる中、東南アジア各国も自前の防衛能力を再構築する機運が高まっている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16498080X10C17A5FF1000/
シンガポール国防省は16日、ドイツの企業から潜水艦2隻…
(後略)
国際観艦式に参加した直後の、潜水艦購入発表か…。
一党独裁の中国文化圏とは言え、元がイギリスの要塞で、現在もイギリスとの関係が深い国であり、軍事的には西側の装備を基本としている。
なので、中国の潜水艦を買わず、ドイツの輸出潜水艦を調達するのは、とても順当な話。*1
シンガポール軍は、自国の戦略に合致した装備を的確に調達しており、国家規模を考えると相応で、国土面積を考えるとかなりの重武装な近代軍隊を構築している。
ぶっちゃけ、アメリカ軍に依存してクソみたいな軍を編成しているフィリピンとか韓国とは、比べるのも馬鹿馬鹿しいレベルで洗練されている。*2
余談だが、シンガポールの国民総所得はアメリカに次ぐ世界9位で、日本は24位。
つくづく、失われた20年で日本が貧しくなった、と言う事を実感できる数字である。