白人至上主義者を擁護?=発言一転、批判拡大も−米大統領:時事ドットコム
【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日、ニューヨークのトランプ・タワーで記者会見し、南部バージニア州で12日に起きた白人至上主義者らのグループと抗議グループの衝突に関し「双方に非がある」と述べた。白人至上主義者の側を非難した前日の発言を一転させ、擁護したとも受け取れ、批判がさらに拡大しそうだ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017081600261&g=int
衝突では、ナチスに傾倒していたとされる男が抗議グループの人混みに車で突っ込み、女性1人が死亡。大統領は当初、白人至上主義者側の非を明確にせず、与党・共和党内を含め異論が拡大した。このため大統領は14日、白人至上主義者側を非難する声明を改めて発表していた。
15日の会見は経済政策に関するものだったが、記者団の質問は12日以降の大統領の見解の変遷に集中。大統領はいら立ちをあらわにし、「一方のグループは悪かったが、もう一方も暴力的だった。誰も言いたがらないが、私は言う」と再び責任の所在をあいまいにするような発言をした。
白人至上主義者側に極右運動「オルトライト」が関わっていた可能性を問われると、大統領は抗議グループを「オルトレフト」と呼び、「オルトライトを襲撃したオルトレフトはどうなのか。彼らは手に持ったこん棒を振り回していた。彼らにも問題がある」と強調した。
一方、大統領は、周辺で更迭論が強まっているバノン首席戦略官・上級顧問について「人種差別主義者ではない。いい人間だ」としつつも、「どうなるかはいずれ分かる」と更迭の可能性を否定しなかった。(2017/08/16-08:40)
ロシアゲート(笑)で追い詰められなかったから、今度は人種差別で攻めて来たか…。
そもそも、アメリカは元々人種差別が根深い国であり、アメリカの保守である共和党も、リベラルの民主党、それもアメリカ初の有色人種大統領であるオバマですら、「平等」を理由に、白人優位の社会を維持し、黒人優位の政策は取っていない。
いわんや、白人大統領で超保守のトランプが、白人至上主義的な思想を持って居るなんてのは、自明だし、今回はそれを口にせず、態度で示すだけに自制しただけ、マシになったとさえいえるのだ。
大体、マスコミ自体が、潜在的に白人至上主義的な傾向を持ってる
あとは、この事件では、どちらの勢力にもテロ組織認定されるような過激派が混じっており、事件は起きるべくして起きたとしか言いようが無く、トランプが声明を出すのが遅れたのはともかく、「両方悪い」というのは、客観的には、おおむね妥当だったりする。