戦闘機、農産物と物々交換 インドネシアとロシア合意：朝日新聞デジタル

インドネシアは、古くなった国軍の戦闘機を買い替えるにあたり、特産のコーヒー豆や茶、パーム油といった農産物との「物々交換」をすることで購入先のロシアと合意した。欧米の経済制裁を受けるロシアの苦境を「逃してはならないチャンス」ととらえ、高額品をお得に購入する。
インドネシア商業省が明らかにした。同省によると、１９８０年代に導入した米国の「Ｆ５」戦闘機の後継として購入に合意したのは、ロシアの「スホイ３５」１１機。代金計１１億４千万ドル（約１２５０億円）のうち、半額を支払い、残り半額を農産物の現物支給で済ませる契約になっている。インドネシアは５〜６機を「物々交換」で得るとともに、同国産農産物の対外ＰＲにつながると期待する。
ロシアはウクライナ情勢をめぐる欧米の経済制裁に対抗するため、欧米からの農水産物の輸入を禁止している。インドネシアのエンガルティアスト商業相は「ロシアの禁輸措置のおかげで、普通はない好機が生まれた。今後も同様の契約が続いてほしい」とする声明を出した。（ジャカルタ＝古谷祐伸）

http://www.asahi.com/articles/ASK897GZ8K89UHBI03V.html

インドネシア空軍は、Ｆ５、Ｆ１６、Ｓｕ２７、Ｓｕ３０と米露両方の戦闘機を運用しているから、ロシア機が増えても問題はなさそう。
…しかしまあ、物々交換か…。
いや、互いに必要な物を交換しているのだから、全く問題なんて無いんだけど、世界最先端の航空技術の塊である最新鋭戦闘機と、コーヒー豆、茶、パーム油で物々交換って、改めて考えなくても、凄い絵面だよね。