SpaceX、試作型宇宙服を公開 「スタートレックの世界が来た」「未来的でシャープ」 - BIGLOBEニュース

アメリカの宇宙開発企業・SpaceXが、Instagramで自社製の宇宙服を公開しました。だいぶガンダムに出てくるノーマルスーツっぽいっ！
模型ではなく実際に動作するプロトタイプで、既に真空状態での強度試験が進行中。「審美性と機能性のバランスをとるのが非常に難しかった」とのことです。
投稿には「スタートレックの世界が来た」「未来的でシャープ」「NASAのよりかっこいい」など好意的なコメントが多数。同社は2月に一般人を乗せての月旅行計画を発表しており、今回の発表でまた一歩実現へ近づいたと言えるでしょう。

https://news.biglobe.ne.jp/it/0827/nlb_170827_7377173802.html

宇宙服と一口に言っても、船内服と船外服の大きく２つに分かれており、船内服は船外服に比べると製造コストも必要な技術も、格段に低くなっていて、アメリカの場合、船内服はミッションや参加メンバーに合わせて新調したりするのに、船外服は４０年近く前にスペースシャトル計画で製造したものを、未だに修理して使っているほど。
現時点で、最も新しい実際に使われた船外服は、中国が２００８年に神舟７号で有人宇宙飛行と船外活動に使った「飛天」になる。
ちなみに、この「飛天」は、ロシアから購入したオーラン宇宙服の中華コピーなので、技術的に最新か、と言われるかなり疑問ではあるのだが。
さて、このＳｐａｃｅＸの新型宇宙服だが、調べてみると船内服だそうで、やっぱり船外服に関しては、ロシアのオーラン宇宙服の最新改良型が、最先端に該当する模様。
アメリカでも、現在進行形で新型船外服の開発をしているのだが、こちらは色々と盛り過ぎて十分な成果が出ておらず、結局、古い船外服を使っている訳だ…。