トランプ政権、韓国ＦＴＡ破棄を見送り | 政治・経済 ニュース | 日刊工業新聞 電子版

「アホか！？」としか言いようが無い。
一昨日口にして、今日で撤回する程度の些事な案件なら、どうして事前に止められなかったのかと。
単なる悪手だと気づいて、撤回したんだろうけれど、この場合、発言してしまった直後に撤回の方が、更に悪手だと言う事に気が付いていない。
中国なんかは、北朝鮮問題でアメリカから圧力を掛けられている最中でも、南沙諸島の軍事拠点化は止めていないし、日本への外交圧力と、軍事圧力の両方を並行して進めている。
その結果、アメリカに睨まれても構わない、と言う勢いでだ。
何故なら、北朝鮮問題では、本来アメリカは中国に弱い立場であり、どこかで妥協が必要な関係だから。
対して米韓関係も、アメリカが韓国を「なら、守らない」と言うだけで「詰む」関係だから、この場合、アメリカがＦＴＡ破棄を口にした以上、韓国が屈辱を飲んでも頭を下げて譲歩すべき局面だった。
にも拘らず、トランプが先に折れて譲歩したのだ。
…どう考えても、朝鮮人が勘違いして増長するパターンだろう。
トランプって、凄腕ビジネスマンって触れ込みで大統領になったけれど、実務・交渉能力は本当に乏しいとしか言いようが無いんだよなぁ…。