gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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韓国の通貨スワップ、米国など基軸通貨国と結べない理由は…(1) | Joongang Ilbo | 中央日報

通貨スワップは外貨準備高が底をついた場合に備え相手国に自国の通貨を預けて相手国の通貨やドルを受け取る契約だ。外貨準備高が有事の際に備えた「積立金」なら、通貨スワップは一定の「マイナス通帳」の性格だ。2つとも万一発生しかねない外貨不足事態を考慮した「安全弁」の役割をする。
だが依然として韓国の通貨スワップ構成は弱いという指摘が出ている。韓国は現在中国(560億ドル)をはじめ、インドネシア(100億ドル)、マレーシア(47億ドル)、オーストラリア(77億ドル)と通貨スワップ協定を締結している。
(中略)
韓国が結んだ2国間通貨スワップの中に基軸通貨はない。CMIを除いた他の通貨スワップ協定はすべて双方が自国通貨を交換することにしている。
(中略)
韓国金融研究院マクロ経済金融研究室のパク・ジョンギュ室長は「中国と通貨スワップを延長するのは当然望ましいが、実際の通貨危機時の防御膜の役割は限定的。米国と通貨スワップを結ぶのが韓国の立場では最も良い」と話した。
問題は米国との通貨スワップ締結が容易ではない点だ。2008年の金融危機当時米国と300億ドル規模の通貨スワップを結んだ。韓国が危機を抜け出すのに大きな役割をした。この契約は2010年に終了した。韓国は米国と通貨スワップを結ぶことを望んでいる。
だが米国側は冷淡だ。切実なのは韓国側であり米国はあえて急ぐ理由はない。その上韓米自由貿易協定(FTA)再協議が現実化し通商分野で両国は争わなければならない状況のため通貨スワップ締結を強く要求することも難しい。
(後略)

http://japanese.joins.com/article/239/234239.html

いや、アメリカが韓国との通貨スワップを延長しなかったのも、再締結に冷淡なのも、本来は日韓通貨スワップがあれば、「見せ金」で済む筈だった、むしろ済ませるべ立った通貨スワップを、本当に使ったからだよ。
日本にしろアメリカにしろ、通貨スワップを無条件に結んだり増額に応じたのは、「(本当なら)使われない見せ金」だったからで、実際に使われるっていうなら、利子を付けて貸し付けた方が何万倍も良いに決まってる。
韓国が「見せ金」に手を付ける愚かな国だから、そんな国と「タダで」通貨スワップを結ぶ価値が無い。
本来、通貨スワップってのは「実質タダで」貸しを作れる安価な経済協力、だったのに、韓国が実際に使ってしまったから、アメリカから見れば「実質300億ドル(3兆円)規模の借款」を「タダで」やってしまった事になる。
米韓FTAの件が無くても、THAADの件が無くても、韓国が露骨にアメリカより中国に摺り寄って信用を無くした件が無くても、韓国側からの手土産も無しには、もう二度と米韓通貨スワップなんて、結ばないと思うよ。
中国以外の、韓国と通貨スワップを結んでいる国は、同レベルの通過信用度か、逆に韓国が貸す側の国だから、記事中にある約220億ドルのスワップ枠は、無いも同然だし。