gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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日本の国産ステルス実験機「心神」の本当の力―中国メディア - Record China

2017年11月5日、捜狐は、日本のステルス実証機「心神」について、日本が第5世代ステルス戦闘機の製造能力を持ち得ないことを示す「汚点」になったとする記事を掲載した。
日本のネット上では、「心神」先月末に行われたの試験飛行がラストフライトになり、解体されるとの情報が出ている。記事はこの情報を「正式」と断定して伝えたうえで「2006年から神話扱いされてきた『心神』実証機は、想像していたような日本の第5世代戦闘機開発の幕開けを示すものではなく、日本が第5世代戦闘機の開発製造能力を持ち得るかを示した『汚点』とみなされている」とした。
その上で、「心神」に対する軍事専門家の分析を紹介する。専門家は「心神はそもそもちゃんとした第5世代戦闘機開発計画のもとで作られたものではない」と指摘。「日本はずっとF22戦闘機を日本で生産したがっていたが、米国にかたくなに拒まれた。そこで仕方なくATD?X実証機の計画を持ち出して米国に輸出を迫ったが、F22は生産を終了してしまった。そこで日本は自前の第5世代戦闘機をつくることになったのだ。きちんとした開発計画がなかったため、心神の製造には8年もかかった。しかも、完成から3年で32回しか試験飛行ができなかったのは、技術的な準備が足りないからだ」と論じている。
専門家はさらに「実際、心神の機体は小さ過ぎてすべてのRFセンサーを搭載することも、ウェポンベイを備え付けることもできない。F22A戦闘機のような空力形状を採用しているが、細かい設計が雑なため、思うようなステルス効果は発揮できないだろう」とし、「キャノピーやウインドシールドはT4練習機のデザインを流用しており、翼と機体の一体成型技術が採用されていない。このほかにも一部でほぼステルス処理されていない部分があり、日本自身も心神には大して期待していないことがうかがえる」と分析しているという。(翻訳・編集/川尻)

http://www.recordchina.co.jp/b203142-s0-c10.html

まず、X2は技術検証機で、戦闘機開発計画じゃない。
これをいい加減理解しろ、土人
ウエポンベイが無いのも、機体規模が小さいのも、技術検証機だから。
RFセンサーについても、搭載兵装も無いのに、フルスペックのレーダーを技術検証機に載せる筈も無い。
元々、F2搭載のJ/APG−1直系になるもので、機体規模が小さいX2では十分な電力が得られるか怪しいのだから、機能縮小版になるのは当然。
実機をゼロから組上げるのに8年も、と言うが予算が潤沢な中国と一緒にするな、試作機を何機も並行生産するだけの資金が与えられていたなら、日本ももっと早く作れるわ…と言いたいところだが、開発費が潤沢に出ていないこと自体がアレなので、この点は素直に中国が偉い。
試作機の飛行回数にしても、実際の運用を前提に十分な強度を確保した試作機ならともかく、特定の試験項目をこなす事が出来ればお役御免の技術検証機では、設計強度からして違うので、予定通り飛んでいるなら、回数は関係ないよ。
しかし、「細かい設計が雑」って、日本のX2の原型は、フランスでステルス性能を確認しており、中国がF22越えを自称するオレオレステルスと違って、客観的証明がある時点で、中国のJ20およびJ31より「上」なんじゃが…。
少なくとも、国際共同開発であるF35が高度なステルス機である事に疑問は無いし、F22も堂々と国外展開もしている事から、性能偽装の余地は無い。
同様にインドと共同開発しているロシアのSu57も、最初からF22には勝ってない事を認めており、最終的にF35以上F22以下、と言うステルス性能と言及している。
インドという第三国を相手にしているから、あからさまな嘘は付けないって話で、米露中の3か国のステルス機の中で、唯一、中国のステルス機だけは、全て中国の自称性能のみなのだ。
そんな国に「雑」とか言われてもねぇ…。