本誌での連載が好評でも単行本の売上が目標に届かなければ打ち切られてしまう - Togetter
犬江しんすけって清楚系の美少女がめっさエロく乱れる系の作品が得意な成年漫画家なんだけど、最近は少年誌で描いてたのか…。
出版社も漫画家も、雑誌では利益がほぼ出なくて、単行本で利益を出す仕組みだから、単行本が売れないってのは、そのまま打ち切り案件になると言うのは、昔からの話。
バブルの頃辺りまでなら、広告費だけで雑誌を出せたから、単行本が売れてなくても、連載は続けるって判断もあったけど、もはや遠い昔の話。
同人誌で続き、なんて言う人もいるが、売れる冊数が最低でも２桁は違う世界なので、労力に割がまったく合わない。
雑誌の廃刊で無理矢理「一部完」になったあと、第二部を同人誌で出した機神兵団は例外中の例外と言える。
あれは原作小説より数倍面白い作品だった。*1
出版の世界は、実に古臭い仕組みで動いてて、初動部数からの売上推計データという過去実績が全てであり、初動が悪くて、じりじり安定して売れて行く、みたいな例外的な本だと評価できない。
あと、ごく稀にあるんだけと、１巻の累計販売数より、最新刊の方が売れる本。こーいうのも評価できない。(多分、最初の方を図書館か海賊版で読んで、ハマって最新刊を買うパターン)
だから、ファンは発売日に買うのが一番の応援になるんだけど…是非も無いよね。
願わくば、良き決着点に落ち着かん事を祈りたい。
