gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

KDDIが高額解約金商法に参入か、契約改定によりauひかり解約時に撤去費用2万8800円を強制徴収へ : 市況かぶ全力2階建

これは酷い。
携帯からネットまでauで統一しているけれど、これは酷いとしか。
途中解約の違約金はともかく、工事設置費用を負担した後、解約後の撤去費用まで負担ってのが酷い。
工事費の分割も60回(5年)と長く、3年縛りへの延長と共に解約金も高額になり、それでいて、長期優遇が無いんだから…。
自分の場合、3年縛りへの契約改定をせず、(月額が100円高いが、解約時違約金が5000円安い)2年縛りのままだし、新規契約ではないので、今回の規約改悪の影響は受けないけれど、こういう酷いルールを強制する会社を利用し続けるのは抵抗がある。
少なくとも、今のアパートを引っ越す際には、次にもauひかりを利用する可能性はゼロだろう。
それでなくても物入りな引っ越しの際に、追い打ちをかけるようなシステムは、印象悪いよ、ほんま。
ちなみに、auは自前で光設備持ってるのに、なんでNTTのダークファイバ(未使用回線)を借りて利用しているかと言うと、auが保有する基幹回線から、エンドユーザに繋がる回線部分=ラストワンマイルは公道である、という主張(NTT公道論)を展開し、NTTに対して回線を貸し出すように求め、その主張が通って、NTTが膨大な設備投資の結果敷設したエンドユーザまでの光回線を、借りて、自前の基幹回線と繋いで居る為である。
つまりは、自前で設備投資する金をケチって、NTTから回線を借りているのは、自分たちの商売上の都合でしかなく、利用者にとっては知った事ではないと言うのに、光コンセントを撤去しないと、その「ラストワンマイルを借りてる費用」がau負担になるので、利用者に丸ごと転嫁してやるぜ、というのが今回の主張になる。
当然、ラストワンマイルまで自社回線であるNTTは、わざわざ撤去しなければならない理由は無く、基本的にはauのように撤去費用を取る必要がない、と言う事になる。*1
本当に、この問題はKDDI固有の問題と言えるものであり、われわれ消費者としては、単純に「ならau使わなくていいや」という結論にしかならない。
なのに、何でこんなに強気な契約を打ち出せるのか、謎だわ…。

*1:おまけで言うと、禿バンクは、全回線をNTTから借りているので、実質的にはNTT回線である為、禿バンクはそれを借りて又貸ししているだけだから、ユーザが解約すると同時に禿もNTTに回線を返却するだけなので、NTTと同様に基本的に撤去する必要がなく、大家さんが撤去を申し渡さない限り、撤去費用は発生しない