gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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とうとうリムパックから閉め出された中国海軍 対中融和派の理想は空想に過ぎなかった | JBpress(日本ビジネスプレス)

南シナ海への軍事的拡張をますます加速させると同時に、アフリカのジブチではアメリカ軍機に対してレーザー照射を行うなど、中国の国際ルールを無視する行動に、米海軍の対中強硬派は堪忍袋の緒が切れる寸前である。
(中略)
対中強硬派の歯ぎしりは驚き(喜びの驚き)に変わった。「闘う修道士」と呼ばれた元海兵隊総司令官マティス国防長官が率いるペンタゴン(米国防総省)は、オバマ政権が中国に発していたRIMPAC-2018への招待を“ドタキャン”したのである。
(中略)
「中国は多国間の領域紛争が継続している南シナ海において、一方的に『軍事化』を推し進めており、南シナ海での軍事的緊張状態を悪化させている。このような、中国による軍事化、すなわち軍事力を背景にして周辺諸国を威嚇する覇権主義的行動は、RIMPACの原則や目的とは相容れないものである」というのが取り消しの理由だ。
(中略)
対中強硬派の人々は、中国海軍がRIMPACに参加しても、対中融和派の人々が考えるような啓蒙効果は起こりえないと考えていた。それどころか、多国籍海軍演習に参加する中国海軍の真意は、米海軍や同盟海軍などの情報を収集することにあり、国際協調を学ぼうなどという意思はない、と確信していた。
(中略)
事実は、対中融和派の理想は全く空想に近いものであり、現実は対中強硬派が呈していた疑惑の通りであったことを証明している。
(後略)

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53208

そもそもの話、アメリカ自身が「対話で紛争問題を1つも解決できてない」癖に、中露に対して「アメリカに関する問題を対話だけで納得しろ」と言ったところで、説得力が皆無だし、アメリカが中国に対して「多大な配慮」していたのは、中国がロシアに隣接する軍事強国で、「いざとなったらその軍事力を利用したいから」なのに、何をかいわんや。
対中融和派ってのは、どこの国の人間でも、中国の市場に涎を垂らした銭ゲバ売国奴の別名で良いと思うよ。
だって、中国で30年以上続いている民族浄化と言う名の虐殺や非人道行為について、知ってて触れない程度の良識しか無いからね。