gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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米ノースロップが参画を模索、空自のF2後継機=関係者 | ロイター

[東京 6日 ロイター] - 米防衛大手ノースロップ・グラマンが、約30年ぶりに戦闘機開発への復帰を目指している。米空軍の主力機選定でロッキード・マーチンに敗れて以降は戦闘機製造から遠ざかっていたが、航空自衛隊の「F2」後継機開発への参画を模索している。
同計画にはロッキードも名乗りを挙げる見通しで、舞台を日本に移し、両社が再び火花を散らす可能性がある。
F2は対艦攻撃を担う空自の支援戦闘機で、2030年ごろから退役が始まる。後継機は「F3」とも呼ばれ、日本の防衛省はこれまでに3回、国内外の企業からどのような協力を得られそうか、開発に向けた情報提供を呼びかけた。 関係者によると、ノースロップはこのうち2回、防衛省に回答を提出し、提供可能な技術の一覧を示した。
また、実際に開発が始まれば、協力することになる日本の防衛産業とも初期段階の意見交換をしている。「ノースロップの関心は高い」と、関係者の1人は言う。
F3の開発をめぐっては、ロッキード防衛省に協力を申し出る見通しだ。複数の関係者によると、同社はすでに米空軍の「F22」と「F35」の両機を土台にした案を非公式に打診した。

https://jp.reuters.com/article/northrop-idJPKBN1JW13H

F2が「支援戦闘機」なんて中途半端な枠組みで開発されたのは、冷戦崩壊と日米貿易黒字を理由に、低脳CIAがジャッパンバッシングを強めた結果、調子に乗った反政府勢力が憲法9条の呪いを最大限に利用した結果である。
当時は世界最強戦闘機と言われるF15がバリバリの現役だったから、中韓を刺激しない為に「支援」なんて題目を付けただけで、作れるなら「主力戦闘機」が欲しかった訳で。
その意味では、F2後継機が対艦番長の様に、用途限定である必要性は全く無い。
19式空対艦誘導弾(仮)(XASM3)にしても、91式空対艦誘導弾(ASM1C)の代替として、P1で運用可能になる、と言う話もあるので、F35Aに国産ASM(空対艦ミサイル)が載らなくとも、プラットフォームには困らない予定だし。
攻撃機/汎用機という枠はF35Aで間違いなく埋められるし、むしろこの手の蓄積はアメリカに勝る国が無いまであるから、素直にアメリカから買った方が良い。
第4次FXの際にF35を個人的に対象外としていたのは、開発炎上に伴う完成度の低さ、量産化前のコストの高さが問題だったからで、安定量産機が手に入るなら、そっちは導入すべきだと考えていた訳だし。
現時点で、空自の手薄な部分は、F15Jの老朽化に伴う邀撃戦力の低下である。
長い航続距離、高い継戦能力、頑丈な機体、と理想的だったF15に対して、F35は汎用過ぎて、その辺が手薄な感がある。
YF23の流れを汲む最強空戦機とか、ロマン度が高い機体はむしろ日本向けとしては理想だよね!
え?
X32?
あれは、ロマン度というより、ファニー度というか、ファナティック度というか…無いよ。