gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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アメリカで「電動スケーター」大ブームの理由 | 週刊東洋経済(ビジネス) | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

アメリカの多くの都市で今、「電動キックスケーター」のシェアリングサービスが人気だ。現地では「スクーター」とも呼ばれている。ブームが本格化したのは半年ほど前だ。
背景にあるのが、特に大都市の住民を悩ませる交通渋滞の悪化だ。サンフランシスコでは、車なら1マイル(約1.6キロメートル)進むのに30分かかることもあるが、時速24〜30キロメートル前後の速度が出る電動スケーターなら5〜10分だ。しかも基本料金は1ドルで、1分につき15セントの使用料を払えばよい。
(中略)
許可をめぐっては、問題も起きている。
(中略)
歩道での走行や乗り捨てに地域住民の苦情が相次いだためだ。
(中略)
電動スケーターの速度が遅いという声も聞かれるが、安全重視のバードは、運転免許証の保有と18歳以上という条件をユーザーに課している。無茶な走行でけが人が出たり、歩道を走ったりするケースも報じられる中、安全性の向上は急務だ。
(中略)
電動スケーターシェアが日本に上陸する日も遠くなさそうだ。

https://toyokeizai.net/articles/-/232237

日本でコレをやるなら、最低でも対人保険「上限億単位」を加入必須にしないと、死に損とか怪我損の歩行者が続出し、電動スケーターと車が事故を起こして、車側がより重い過失を付けられて悲惨な事になる。
そもそも、日本の狭い国土事情に於いて、車を主要交通手段に置く限り、歩行者はともかく、自転車も電動スケーターも、交通事故と渋滞の要素以外になり得ない。
車と同じ速度を出せるバイクですら、実際には車に運転手には、邪魔で危険でうっとおしい、と思われてて、原付なんて殆ど無法地帯の危険走行のオンパレードで、車を運転した事がある人で、原付の危険走行にヒヤリとした事が無い人は、居ないだろう。
なのに、原付より低速で、原付より多量に電動スケーターが道路を走るようになれば、日本の道路を事故で埋め尽くすのは、自明と言える。
公共交通手段では満たせない「ラスト1マイル交通」の需要に対して、トヨタは超小型モビリティを提案しているが、あれですら日本に於いては「邪魔でデカい」。
かといって、この記事にあるような電動キックスケーターは、個々人の運用モラルが問われる訳で、残念ながら、それは日本でも期待できない。
つまり、世界中のどの国でも、無理って事だ。
日本より平地の多い国が大半だから、日本より表面化するのが遅いってだけで、アメリカの電動スケーターも普及するほどに事故が多発して、規制されると思う。