gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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イランで初の国産戦闘機「コウサル」を公開 敵の抑止だけを意図 - ライブドアニュース

  • 21日、イランで初となる国産の新型戦闘機「コウサル」が公開された
  • ロウハニ大統領は軍事強化について、敵の抑止だけを意図していると説明
  • われわれは「永続的な平和」の構築を目指している、とも強調した

【AFP=時事】イランで21日、同国初となる国産戦闘機が公開された。ハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領は自国の軍事力強化が、敵を抑止することだけを意図し、「永続的な平和」の構築を目指していると強調した。
国営テレビが放映した映像には、ロウハニ大統領が首都テヘランで開催された軍需産業の見本市で、第4世代の新型戦闘機「コウサル(Kowsar)」の操縦室に座る様子が捉えられている。
国営メディアによれば、この戦闘機には「先進的な航空電子工学」が用いられ、多目的レーダーが搭載されており、初めて「100%国内で製造」されたという。
コウサルの試験飛行の模様は、複数のメディアで放映された。生放送の映像では、コウサルが見本市で滑走路を地上走行する様子が伝えられたものの、離陸前に映像は途絶えた。
直後に放映されたテレビ演説でロウハニ大統領は、「防衛のための備えを私が口にする際は、それはわれわれが永続的な平和を模索するということだ。備えが欠けていれば、われわれは戦争を迎えることになる」と述べた。
コウサルについては、アミール・ハタミ(Amir Hatami)国防軍需相が18日に初めて公表し、22日に公開されるとしていた。
【翻訳編集】AFPBB News

http://news.livedoor.com/article/detail/15190518/

イランの場合、中国がSu27をコピーして作ったJ11Bを純国産と言い張ったように、旧式機の改修機を新型!と言い張ってドヤるタイプなので、実際には第4世代戦闘機の独力開発能力は無い。
このコウサルも、どう見てもF5戦闘機の改修機にしか見えない訳で、多分、レーダーとかアビオニクスを第三国…ロシア辺り…から輸入して組み込んだオチじゃないかと。
なおF5戦闘機は第3世代ジェット戦闘機で、第4世代機に求められる本格的なマルチロール性能は無い、局地戦用軽戦闘機である。
エンジン辺りから手を入れて、機体を大型化しているのでもない限り、機体規模的に見ても、拡張性に乏しく、アビオニクスの近代化で、最新世代のミサイルを撃てるようになった、という辺りが関の山だと思われる。
多分、攻撃力だけF16C/D相当で、それ以外は全部F5相当じゃないかと。