gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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<インタビュー>韓国産ヘリ開発者「スリオンの生存性はブラックホーク級」(1) | Joongang Ilbo | 中央日報

大韓民国を世界11番目のヘリコプター開発国にしたヘリコプター「スリオン」に視線が集まる2つの事件が最近発生した。一つは6月5日に国防部練兵場の芝にスリオンが着陸したことだ。スリオン輸入に関心を表してきたフィリピンのドゥテルテ大統領に見せるために韓国政府が準備したイベントだった。
1カ月余り過ぎた先月17日には悲劇が発生した。スリオンを基本モデルとして開発した海兵隊上陸機動ヘリコプター「マリンオン」が墜落し、操縦士ら5人が殉職した。世間はまたスリオンに言及した。「名品」「あき缶」「軍需産業不正の精髄」などの言葉が出てきた。スリオン開発着手6カ月後の2007年1月から2012年6月の開発完了まで参加したファン・ジョンソン元国防科学研究所首席研究員(62、機械工学博士)に8日に会った。
−−マリンオン墜落事故調査委員会が今日、公式的に発足した。何が事故の原因だと考えるか。
「まずは事故で犠牲になった方々に哀悼を表し、遺族に慰めの言葉を伝えたい。私も空軍出身であり、同期生が任務飛行中に殉職する事件を何度か経験したので、その悲しみの重みを感じる。欧州で発生した『スーパープーマ』ヘリコプター墜落事故と似ているといわれるが、異なるケースだとみている。マリンオンのブレード(翼)は1分あたり約270回転、1秒あたり4.5回転する。ブレード全体が外れる前に一部が先に外れるところが見えた。この場合、正常稼働の場合でも想像もできない荷重が片方に傾く。調査を控えた状況でいかなる予断もしないのがよい」
−−マリンオンの事故をきっかけに基本モデルのスリオンの品質の話が出ている。
「スリオンとマリンオンは別のヘリコプターという点を言いたい。マリンオンの開発には直接参加していないので詳細に話せないが、マリンオンは海兵隊の作戦環境を勘案して機体腐食防止処理、艦上用の折りたたみ式ブレード、航続距離を増やすための補助燃料タンク追加、TACAN (Tactical Air Navigation)追加などスリオンを基準にしていくつかの部分が変更された。基本モデルが開発されれば、これを基本にさまざまな派生型モデルが開発される。モデル別の要求度によって相当な部分が改造または改良されるため、それぞれのモデルで問題が発生した場合、基本モデルと比較するのは難しい」
(後略)

https://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=243914

これ、先月の記事だったんだけど、まだ日本語未翻訳の韓国ニュースによると、マリンオン墜落はローターマストの欠陥と言う結論が出たらしい。
挙げられた「相違点」の中にローターマストないよね…。