gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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【醸成された味覚の世界観格差】牛丼を食べた事がないという目上の人に「奢りますよ!」と意気揚々と牛丼屋に連れて行った結果 - Togetter

昔のゲームに登場してた「お嬢様が庶民飯に感動するネタ」は、現実にはありえないってのは判ってるけど、この話は現実かつ善意だっただけに、切ないねぇ…。
コメントにもあるけれど、一定のラインより上に行くと、味の差は小さくなるのだけれど、逆に言えば「下の方の味の差は大きい」。
激安ファストフードは例外なく、一定のラインよりかなり下なので、貧乏舌属性の無い、普段から良いもんしか食ってない人が相手なら、ある程度は仕方がない部分もあると思う。
外食するサラリーマンなら経験があると思うけど、激安500円の定食に慣れた後、800円の定食屋に行くと、明らかに素材の質とか、掛かってる手間が違うのが判る。*1
多分、その差を「受け入れられない人」というのが居るのだ、という話かと。
「食べ物を粗末にするな」と非難するのは簡単だが、「好み」の話だけに、個人の自由は尊重するべきだし、「気持ちはありがとう」と感謝と謝罪もしているので、許されるべきかと。
ちなみに、上記で「ごめんなさい」と言ってないのに、何で謝罪になるかと言うと、この場合「ごめんなさい」と言うと「奢ってもらった、彼が普段食べてるモノが、謝らないとイカン何か」という扱いになってしまい、余計に角が立ってしまう事例なので、感謝だけしか言わない事で、謝罪の含みを持たせているから。
謝罪の言葉を言う事で、相手をより傷つける場合もある、と言う話。

*1:単に値段不相応に高いだけの店も良くあるけど…