資生堂が舞台用化粧品を生産終了→製造再開への流れ「お互い大変だと思うけど生産数とか相談するなどして頑張っていただきたい」 - Togetter
この化粧品の場合、「他メーカーの代替物がある」という点で、少し弱いんだけど、日本の大企業には、規模に応じた「社会貢献」が求められており、障害者雇用枠なんかもそうだけど、名目さえ立つなら「赤字でもやる」という予算枠が存在している。*1
この化粧品の生産を維持する事で、どの程度の赤字が出るのかにもよると思うけれど、年数十万ぐらい赤字なら、この件を会社ＨＰの特集記事かなんかにまとめて、「弊社は伝統芸能の維持に協力しています」って風評を買った方がお得だと思う。
ただまあ、だからと言って赤字を垂れ流すのも芸が無い話なので、需要に適した生産規模に落とし、在庫も適切な量に減らし、店舗には置かず通販限定にして、ある程度は値上げもやむなし、と言う程度には、歌舞伎役者側も譲歩した方が、互いに長く付き合っていけると思うけど。
