gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

HTC J Butterfly HTL21

会社で使うかも?
という話の流れで、私物のHTL21を引っ張り出してきたら、バッテリーが膨らんで、ディスプレイの保護ガラスが浮いていた…。
まあ、スマホの設計寿命が2年と言われている中で、6年も前のスマホだからねェ…。
そういえば、HTV31の方は、スマホとしての処理性能なら今でもローエンドスマホ程度のスペック、カメラやスピーカーはミドルエンド機ぐらいはあるので、再生できるなら悪い話ではない。
お安くバッテリー交換で復旧できないもんかと思い、まずは非正規のスマホ修理屋でバッテリー交換した場合の価格表を調べてみたが、当然だけど、最安で1万。
部品代が2Kでも、工賃を考えれば妥当な金額ではある。
では、部品は2Kで買えるんだから、個人で交換できない物か、と調べてみると、動画がUPされていた。
手順としては

1.SIMトレー等、外せる部分を取り外す。(1分)
2.ドライヤーで加熱して、接着剤を緩くする。(2分)
3.本体上下の部分に対して、本体ケースとガラスの境界に薄い金属板を入れて浮かし、専用のプラ工具でカバーを外す(8分)
4.4隅のビスを精密ドライバーで外す。(2分)
5.専用のプラ工具で、本体ケースとガラスの境界を1周回して、本体ケースを外す。(この間にも、数カ所のビスをバスしている、またガラス面側に多くの基盤部品が付いており、本体ケースとアンテナ線が繋がっているので、これを丁寧に外している) (19分)
6. バッテリーを取り外して交換。(8分)
7.アンテナ線を再接続しつつ、本体ケースをつける。(19分)
8.4隅のビスを締め直し、本体上下の部分カバーを付ける。(2分)
9.SIMトレー等を戻す。
…〆て、約1時間也。

動画は詳しく丁寧に注意点などを示していたが…うん、これ無理。
少なくとも、2台所有している内の片方はぶっ壊す覚悟が必要。*1
そして、そもそもこの手の電子工作を「面倒」とは思わない趣味人じゃないと、再生する価値の低い道具に、わざわざ金と手間を掛けて修理したいなんて酔狂な事をする筈も無い。
もう少し簡単そうなら、バッテリーと専用工具合わせて2000円ぐらい支払っても良いんだけど、1時間も細かい部品や繊細な結線と格闘する器用さと忍耐力は無い。
かと言って、新品3万で買った型落ちスマホを、1万円払って直す気も起きない訳で。
HTV31はこのまま文鎮だなぁ。

*1:2台ともバッテリーの劣化で起動しないのだから、ぶっ壊してもいいのだが…