gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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小2の息子が「プールカードの保護者印が印鑑じゃなくて手書きサインだから、プールに入れなかった」と泣きそうな顔をして帰ってきた話 - Togetter

小2の息子が「プールカードの保護者印が印鑑じゃなくて手書きサインだから、プールに入れなかった」と泣きそうな顔をして帰ってきた話 - Togetter
個人的に、ハンコ文化などと言う前近代的な文化には、思う所はあるのだが、「保護者印で」と指定されている所に、勝手な判断でサイン書きして、拒否されたら文句を言うってのは、筋違いだろうって思うわ。
元々、その「ルール」自体、学校が子供の体調などを無視して、無理やりプールに入れたりさせないように、保護者たちがクレームを付けて生み出した「子供を守るための手続き」な訳で、学校側にとって「保護者印があるという事は、親が子供の健康状態を確認し、プールに入れる事に許諾している」という証明な訳だ。
学校側の対応は、保護者が望むとおりの効果を出していて、厳格に運用されている事に喜び、学校を称賛すべき所じゃないのか、と思うんだが。
コメント見たら、やっぱりツッコミが多くてワロタ。
つーか、自分の子供の頃は、プールカードなんか無くて、プールに入るか入らないかは、生徒側の自己申告で入れない理由*1が無ければ、全員参加が当たり前だった。
その時代に戻りたいなら、「ガッコのプールで子供が死んでも責任を学校に押し付けません」って念書を全学生分集めて、プールカード廃止のクレームを出せばいいんじゃね?
善意による地獄への全力疾走が進行中の現代だから、それでも通らない可能性も高いけど。
限りなく余談。
実は、学校にプールが併設され、国民の大多数が、義務教育で水泳を学ぶ国は、実はとても少ない。(先進国でもオランダくらい)
一部に、「プール授業は無駄」と騒ぐ連中が居るけれど、韓国海軍で良く溺死者が出るのも、セウォル号の人災で、泳げない為に多数の死者が出たのも、韓国には義務教育に水泳の授業が無いからで、島国である日本人が、水泳の授業を全国民に指導している、という素晴らしい義務教育を、安易に否定する人達は、隣国の悲劇にすら学べないゴミクズさんなので、論ずるに値しない事は、言うまでもない。
そーいう人は、自己責任で勝手にプール授業をボイコットして、泳げないままで居れば良いのである。
他人の学ぶ権利を侵害するな、と。

*1:体調不良、伝染性のある病気持ちなど。それすらも教師がサボリを警戒して、保健室で熱はかれとか、医者から証明書貰ってこいとか言われてた。当時は皆勤賞が偉い、的風潮が強く、微熱・風邪の初期症状ぐらいなら学校に行かせるのが当然だったので、授業は受けられるけど、体育やプールは無理、みたいな体調の子供が一定数居た訳で、今考えると恐ろしい話だな、と思う