gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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嘘みたいな本当の話、予算不足で韓国型戦闘機「KFX」から対地攻撃能力を削除? -航空万能論GF-

嘘みたいな本当の話、予算不足で韓国型戦闘機「KFX」から対地攻撃能力を削除? -航空万能論GF-

(前略)
韓国の韓国型戦闘機「KFX」は当初、空対空、空対地攻撃能力を備えた状態で1次量産(2026年)に入ることを計画していたが、現在、KFXから空対地能力が削除されていると国会の国防委員会が指摘した。
(中略)
韓国型戦闘機「KFX」は、退役間近のF-4(20機)とF-5(100機)を更新するために現在、韓国で開発が進められている第4.5世代戦闘機だ。
この2機種は主に、最前線で戦う味方地上軍の要請に基づき「近接航空支援」を行う任務に投入されており、F-4には対地攻撃用の「AGM-65 マーベリック」や「AGM-142 ハヴ・ナップ」を、両機とも韓国が国内で開発した韓国型GPS誘導爆弾(KGGB)を搭載出来るよう、わざわざ改良を施すほど「対地攻撃能力」を重視している。
この両機の後継機となるはずの韓国型戦闘機「KFX」には当然、空対地兵器の搭載能力が求められており、計画当初には空対空、空対地攻撃能力を備えた状態で1次量産(2026年)に入ることになっていた。
(中略)
実際にはKFXから対地攻撃能力を削除=純粋な制空戦闘機もしくは、無誘導爆弾や無誘導のロケット弾程度の対地攻撃能力しか有していない戦闘機として開発が進められていることが明らかになった。
(中略)
このまま開発が進めば、韓国のKFXはF-4やF-5、国産のFA-50ですら持ち合わせている対地攻撃能力を持たないまま量産化されることになり、韓国空軍の戦力低下は避けられないとキム議員は話した。

https://grandfleet.info/military-trivia/remove-ground-attack-capability-from-korean-style-fighter-kfx/

韓国が入札結果を無視して、F15SEを蹴ってF35Aを調達し、ボーイングを敵に回した時点で、KFXの完成がほぼ絶望的なのは理解していたが、その後の迷走も酷いのう…。
KF16より新しくてお値段も高いのに、性能が悪いKFXなんて、笑い話にもならない訳で。
そもそも、韓国には「空対空に特化した邀撃機」の需要が乏しい。
日本の様に、専守防衛で侵攻してくる敵マルチロール機を、空対空に特化した邀撃機で優位を取って迎撃する。
…という任務より、朝鮮戦争再開時には、北朝鮮の乏しい防空網を飽和させる勢いで、ガンガン爆撃機攻撃機で対地攻撃やら、爆撃要請に応じて空爆する任務の方が、圧倒的に多い。
実際、韓国空軍に対地攻撃能力が無い戦闘機なんて、1機も存在していない事からも、それは明らかなのである。
にも拘らず、「対地攻撃能力を削除」って、本気で何を考えているのやら…。