http://www.asahi.com/politics/update/1220/TKY200812200098.html:TITLE=asahi.com（朝日新聞社）：次期戦闘機見送り、Ｆ１５改修対象拡大へ 政府安保会議 - 政治

政府は２０日の安全保障会議で、中期防衛力整備計画（０５〜０９年度）を見直し、次期主力戦闘機（ＦＸ）７機の調達を見送るとともに、それを補うため、現在の主力戦闘機Ｆ１５の能力を向上させる改修対象を２６機から４８機に増やすことを決めた。
ＦＸの機種選定で有力候補だった米国製ステルス戦闘機Ｆ２２ラプターの禁輸解除の見通しが立たないため。ＦＸ調達は次期中期防（１０〜１４年度）に先送りされる。中期防には改修に伴うＦ１５の３８機分のレーダー部品の購入も盛り込まれた。

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Ｆ４の退役と言う現実は変わらないのに、既存機体の延命したって戦力は「純減」しているという事実。
それに、防空任務用途とはいえ爆撃機でもあるＦ４に対して、政治的な下らない論争のお陰で、爆撃機能がオミットされたＦ１５では、代替できる任務にもおのずと制限がある。
拙速にユーロファイターに決めるのもアレだが、既に親中路線を明らかにしている米国が、頑強に日本へのＦ２２輸出禁止を主張する中国の意向を無視して、日本にＦ２２を売る可能性は、ほぼ無い。
幾ら待ったところで欠陥Ｆ３５を押し付けられるのがオチだと思う。
個人的には、将来的に国産機を開発する為にも、魔改造ＯＫなユーロファイターをさっさと採用し、米欧の航空技術を蓄積すればいいと思うんだけど。
国防を完全に米国に頼っている日本政府の「国民の生命財産に対する」無責任さは、在韓米軍に逃げられたのを「追い出した」と笑う韓国政府および韓国人をちっとも笑えない。
スパイ防止法を制定して、国内の敵対諜報組織と特定国籍の敵性活動団体を追い出し、きちんと機密情報の国外流出を防止する。
憲法を改正のまたは新解釈を行って、自衛隊を正式な軍へと再編、国家規模に対して全く足りていない軍備を、シーパワー国家としてのドクトリンに従って十分に拡張する。
外交でアジアに対中包囲網を築き、必要なら核武装も辞さない。
…どれも普通の国ならやってる、やる筈の事を、日本が実行しようと考えれば「不可能」という文字しか浮かばないのは、なんでなんだぜ？
これが、平和で平和でどうしようもないくらい暇な貧乏小国ならともかく、隣に核武装した敵性国家を山盛り抱えて、ガードマンと仲が悪く、自衛能力は敵性国家の甘言でそぎ落とされまくってる金満国家の状況というのだから、笑うしか無い。
過去の歴史を考えれば、現代日本はどう見ても「詰んで」るよなぁ。
致命的な王手がかかるまで、延々逃げ回っている状況じゃなかろか。