gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「だまされてない」、城南信金が捜査協力拒否 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

神奈川県警が城南信用金庫横浜支店(横浜市中区)から融資金1250万円をだまし取ったとする詐欺事件を摘発したが、同信金が「だまされていない」として被害届や証拠書類を県警に提出するのを拒んだため、関連先として捜索を受けていたことが5日、捜査幹部らへの取材でわかった。
詐欺の被害者に当たる金融機関が、捜索で書類などを押収されるのは異例という。
県警の発表では、詐欺事件は会社経営者を自称する石原健次容疑者(44)(横浜市中区)ら3人が内装工事業者と偽り、2008年7月に県の信用保証制度を利用した融資を同支店に申し込み、1250万円をだまし取ったとしている。県警は今年10月末、3人を詐欺容疑などで逮捕した。
捜査幹部によると、県警は今年7〜8月、同支店担当者から数回にわたって事情を聞いた。担当者は融資の経緯を話したが、証拠とするための調書への署名には応じず、審査書類など証拠品の提出も拒んだ。担当者は、拒否の理由を「本店の上の人が決めたこと」と説明したという。
このため、県警は9月に同支店など数か所を詐欺容疑の関連先として捜索して関係書類を押収。分析結果などから3人を逮捕した。
県警は10月29日、同支店に容疑事実や容疑者の供述、証拠品などについて説明。被害届の提出を求めたが、信金は「被害には遭っていない」などとして拒んだ。
県信用保証協会は、保証制度を悪用した融資と判明した場合、保証が成立していなかったとみなして金融機関への代位弁済をしない。同協会によると、今回の事件では、同信金が融資の審査をして同協会に保証を依頼して融資が成立。一部は協会が代位弁済したが、3人の逮捕で弁済は停止した。
捜査関係者によると、石原容疑者は「大手金融機関は審査が厳しいので、城南信金を狙った」と供述している。被害者が捜査機関に協力する義務はないが、捜査幹部は「城南信金は詐欺が立証され、損失が出るのを恐れているのではないか」とみている。城南信金本店(東京)は、本紙の取材に「正規の手続きで融資しており、だまされてはいない。そのほかは一切答えられない」としている。
(2009年11月5日14時47分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091105-OYT1T00701.htm

この金融機関のどこに「信用」があるのか疑問に感じるようなニュースだよな。
自分なら、こんな信用できない「金庫」に金を預けようとは思わないわ。